RSI、設定ラインタッチ、また、設定ラインクロス感知インジケーター。設定したラインをクロスアップ、クロスダウン時にサインを出すインジケーター『hj_RSIcross102』。
hj_RSIcross101の次バージョンですが、サイン出力仕様を変更しました。売られ過ぎ買われ過ぎ指標と言われているRSI、上下の設定ラインの内側をレンジ、外側をレンジ外と考え、レンジIN、レンジOUTでサイン色を設定。前バージョン Ver. 1.01 では、上側・下側ライン区別なく、ラインをクロスアップしたら赤系統、ラインをクロスダウンしたら青系統、という仕様にしていましたので、サイン出力の感じが異なります。
また、前バージョンでは、ラインのクロスアップのみ、クロスダウンのみの選択ができない仕様でしたが、上下ライン内へIN(レンジ)のみ、ライン外へOUT(レンジ外)のみ、の選択を可能にしました。
hj_RSIcross102 仕様
前バージョン同様、レベル表示タブでのライン設定値の変更には未対応です。判定ライン値の変更は、パラメーターで指定してください。判定ラインに無関係のラインは、レベル表示タブでの設定、変更が可能です。
レベル表示タブを開いたときに最初から表示されている70と30は、このインジケーターで設定した判定ラインのレベルです。
このインジケーターでは、上下ライン内をレンジ領域、外をレンジ外領域と呼称区別しています。Ver. 1.02 の仕様概要、チャートを例に、、、
クロスサイン選択=HighLow Area IN OUT
クロスサイン選択=HighLow Area IN
クロスサイン選択=HighLow Area OUT
仕様を箇条書きで、
- サイン発生条件:クロスサイン選択=HighLow Area IN
- RSI ≧ UpLevel check-Line
- RSI ≦ LowLevel Check-Line
- サイン発生条件:クロスサイン選択=HighLow Area OUT
- RSI ≦ UpLevel check-Line
- RSI ≧ LowLevel Check-Line
- サイン発生条件:クロスサイン選択=HighLow Area IN OUT
- 前記2つの発生条件に相当した場合
- 通 知
- アラートWindow
- アラート音:ファイル指定可
- メール
- プッシュ通知
- チャート右端縦ライン出力
- 画面背景色変更(足確定時)
- サイン
- 表示文字:Wingdings コード指定
- レンジ領域、IN・OUT、個別色指定可
- 大きさ指定可
- 表示位置指定可
- チャート右端縦ライン
- 事前アラート色指定可
- レンジ領域、IN・OUT、個別色指定可
- ライン幅指定可
自分好みのパラメーターは、保存しておき、使用時に読み込むと便利。
パラメーターの保存と読み込み
パラメーター
- アラートWindow表示
- true:表示
- false:非表示
- アラート音
- true:鳴る
- false:鳴らない
- アラート音ファイル
- ファイル名を設定
- 参考:MT4アラート音ファイルの所在
- メールタイトル
- メールのタイトル文章
- お好みに変更可能
- メール送信
- true:送信する
- false:送信しない
- プッシュ通知
- true:プッシュ通知する
- false:プッシュ通知しない
- RSI Period
- RSI の期間
- UpLevel check-Line
- 上側クロス判定ライン
- LowLevel check-Line
- 下側クロス判定ライン
- ckeck-Line COLOR
- クロスチェックラインの色
- クロスサイン選択
- HighLow Area IN OUT:下記両方ともサイン
- HighLow Area IN :RSI、レンジ領域外(上下ライン外)へクロスでサイン
- HighLow Area OUT :RSI、レンジ領域内(上下ライン内)へクロスでサイン
- 事前アラート音
- true:RSI がチェックラインにタッチしたらアラート音、縦ライン表示
- false:鳴らさない、縦ライン表示しない
- 事前アラート音ファイル
- 事前アラート音のファイル名を設定
- 参考:MT4アラート音ファイルの所在
- RSI G.C. Wingdings Code
- RSI がチェックラインをクロスアップした場合のサインを設定
- デフォルト:108、●
- 参考:Wingdings サイン記号
- RSI D.C. Wingdings Code
- RSI がチェックラインをクロスダウンした場合のサインを設定
- デフォルト:108、●
- 参考:Wingdings サイン記号
- HighLow Area IN sign Color
- RSIがレンジ領域外へ入ったときのサイン色
- HighLow Area OUT sign Color
- RSIがレンジ領域内へ入ったときのサイン色
- 事前アラート縦ライン色
- 事前アラートの縦ラインの色
- サインの大きさ(整数)
- 数値が大きくなるほどサインが大きくなる
- サインの位置(pips)
- サイン表示位置をローソク足から離す距離
- チャート背景色サイン:ローソク足確定時
- true:タッチ、クロス発生時にチャート背景色を変更する
- false:変更しない
- チャート背景色
- 通常のチャート背景色を設定
- サイン発生時 チャート背景色
- サイン発生時のチャート背景色を設定
- サイン発生時 縦ライン
- true:チャート右端縦ラインを表示する
- false:表示しない
- 縦ラインの幅
- 数値指定:大きくなるほど幅が広くなる
(参考)パラメーターの保存と読み込み
使 用 例
クロスサイン選択=HighLow Area IN OUT で例を作成。
事前アラート後、条件不成立
事前アラート → 条件成立
通知例:アラート、メール、プッシュ通知の順
hj_RSIcross102 使用上の注意点
上下ライン上で行ったり来たりしている場合、事前アラートを true にしておくと通知が多く届く場合があります。
また、 目視で見た場合、ラインをクロスしているかいないか、はっきりと認識できない場面も出てきます。行ったり来たりの状況下ではよく起こりうることなので、その点ご留意ください。
ラインをクロスしていないのにサインが出る、というような問い合わせをしてくる方、少数ながらおいでます。
問い合わせをされる前に、その時点のRSIの値をしっかり確認してみてください。わかりづらかったらチャートを拡大表示してみるといいと思います。
もちろん、ほんとにラインクロスしていない場合が確認できましたら、修正とブログ報告します。
ダウンロード
興味ある方は、こちらからダウンロードしてください。改善点など見つかりましたらコメントください。
コメント
初めまして
こちらのインジを利用させて頂いています
ありがとうございます
宜しければ質問をさせてください
サイン発生条件:クロスサイン選択=HighLow Area OUT
RSI ≦ UpLevel check-Line
RSI ≧ LowLevel Check-Line
上下の設定レベル内がレンジですよね
RSIがそのレンジを外側から内側に入ったという設定だと思うのですが
なぜ Area OUTなのでしょうか?
Area IN が適切な気がするのですが
またここを設定すると
設定レベルにタッチした場合は
音は鳴らないですよね?
設定箇所の2行目の
アラート音を true false どちらに設定しても無視されるということでしょうか?
宜しくご査収ください
ヤスオさん、返信が遅くなってすみません。
確認します。