FX取引を学ぶ上で、いい本だと感じた本『FXチャート自由自在』のご紹介。著者は、藤ノ井俊樹氏と盛岩外四氏。
この本は、相場の転換点や行方、節目について学ぼうと思われてる方には役立つ本です。私自身、未だにときどき読み返しています。
なお、トップ画像は、本のカバーを外したものです。カバー、ボロボロになってしまって廃棄してしまいました。カバー付き画像は記事内に掲載しました。
FXチャート自由自在を読もうと思ったきっかけ
トレンドラインとチャネルラインの使い方が気になってきてたときに、この本『FXチャート自由自在』に出会いました。
パラパラとめくって、相場の転換点、行方、節目についての説明があったので即購入。
「今日の相場からスグに使えるチャート活用術が満載!、シンプルなチャート分析で成績アップを目指せ!」、って文章にひかれたのも事実。
当時、FX関係の情報収集中に、よく巡りあった方「盛岩外四さん」が著者だったのも購入したきっかけです。
この本から、水平線の重要さ、トレンドライン、チャネルラインからトレンド状況を把握する術を学べたように思います。
最初は、ここは何を言いたい、何を伝えたいのだろう、って感じるところもあったのですが、実戦経験すればするほど、本の内容はすんなりと理解できるようになりました。
この本、読んで損はないです。理解できなければ何度も読み返してください。そして、デモでもいいので実際に取引してみることをおすすめします。
書籍情報
- 書籍名:FXチャート自由自在
- 著 者:藤ノ井俊樹・盛岩外四
- 発行所:株式会社北辰堂
- 価 格:1,500円(税別)
- 初 版:2009年10月20日
FXチャート自由自在の目次
第1章 まずは「ローソク足とチャートの仕組み」をマスターしよう
第2章 2本のローソク足の組み合わせで「相場の転換点」を先取りする
第3章 トレンドラインとチャネルラインで「相場の行方」を読み解く
第4章 「相場の節目」を読み解く技術を身に付ける
第5章 外国為替相場に「相性抜群」の移動平均線を使いこなす
第6章 「相場の勢い」を見るテクニカル指標を使いこなす
第7章 「チャートのパターン」を身に付けて「相場の見誤り」をなくす
第8章 チャート分析を「実際のトレード」に役立てるためには
特に実際の取引に役だったこと
今でも役立ってることは、水平線の重要性とトレンドライン・チャネルラインから得られる相場環境把握です。
- 第3章トレンドラインとチャネルラインで「相場の行方」を読み解く
- 第4章「相場の節目」を読み解く技術を身に付ける
この二つの章は、いまだに読み返すことが多いです。
第3章では、次の4つ
- トレンドラインを引くことで小さな相場変化を察知できる
- 相場の小さな変化は、まずチャネルラインに現れる
- 相場に小さな変化が現れたときの対処法
- 擬似ライン
第4章では、次の2つ
- レジスタンスラインとサポートラインの力を見分ける
- 目に見えない節目を過去から推測
ラインの種別で言えば、水平線をもっとも重要視すべきです。次にトレンドラインがありますが、このライン、人によって引き方が違ってくる場面が結構あると思います。
上昇でしたら、次の安値切り上げが明確にならないとトレンドラインとしては正確性が乏しいのですが、安値の切り上げ状態の把握に個人差がでるんじゃないか、と。
安値切り上げたら即エントリー、その安値を下にブレイクしたら損切りって手法もありますし・・・
これらの4つのライン、サポートライン、レジスタンスライン、トレンドライン、チャネルライン、私的には数あるインジケーターより信頼できると思っています。
あくまでも私的ですから、他の方の意見を否定するものはありません。
少ないですが、現状のルールで稼げていますし、FX取引で重要なことは環境認識と資金管理であり、その認識方向に下位足でエントリーすればいいと思っているだけです。
過去、数十冊のFX関連書籍を読みました。過去記事にも書きましたが、読んだ本すべてが役だったわけではありません。そのときの知識状況や取引経験値によって時点時点で必要と感じている情報は異なりますし、理解できる内容も異なります。
なので、「なぜ、すぐ稼げるルールを伝えてくれないんだ?」って思う時期もありました。結局は実取引経験の不足が稼げない要因なんですが・・・
環境認識さえ合っていれば、エントリールール自体は自分の好きなルールでいいと思います。
とにかく自分で経験して自分のルールに落とし込めるよう努力しないとね。^_^
FXの勉強スタートしたばかりの人ほど役立つと信じるこの本、近所の本屋さんになかったらこちらからどうぞ。^_^
コメント