なんかほんわかとした表紙にひかれ、読みました。開いて最初のページ、収穫したての梅、つぎには菜園で夫婦一緒に写った写真。老後安泰ストレスフリーとはこのことだ・・・
また、いい笑顔で写ってて、毎日笑顔でルンルン気分というのがとてもマッチしそうです。
暮らしをつむぐってどんな本
3世帯住宅に暮らす、主婦歴40年以上の著者が、その経験から、食事の準備・掃除・片づけ・家族関係維持、などに関して書かれています。いいご家庭を築かれているなぁ、いいとことらなきゃ、と感じます。
価格の安い・高いは、幸せには無関係。お金に変えられない、時間・経験・健康・人間関係を持ってる方が楽しい人生を送れる、ってところに共感を呼ぶと思います。
自分の時間を楽しみつつ、家族やお友達との時間も楽しみたい、と感じる方には、ほんわかした感じで楽しく読める本です。
書籍情報
- 書籍名:暮らしをつむぐ
- 著 者:坂井より子
- 発行所:株式会社技術評論社
- 価 格:1,400円(税抜き)
目 次
第1章 私の毎日と家仕事
- 1日のはじまりは身じたくから
- 汚れをためない4パターン掃除
- 1週間のメリハリ
- ランチは定番を作る
- 1日の終わりの家事
- 何もないキッチンだとやる気になれる
- Column 四季の恵みを楽しむ暮らし
第2章 料理を楽しくするために
- 料理の段取りの一歩は、買い物から
- 「使い切る」ために便利なのは、ひとつの食材で作るレシピ
- 食材ロスを出さない、冷蔵庫へのしまい方
- あるもので作れるようになる発想の練習
- 二段階に分けて作ればコロッケも面倒じゃない
- みんなで作る楽しい料理
第3章 マイパターンをもつ
- 私の基準
- 普段着のパターン
- お出かけ服の定番
- 小さな頃から手作りが好き
- 繰り返し作るもの
- テーブルが絵になる木のおぼん
- 見た目もかわいい、キッチンの働き者
- お直ししながら、時を重ねて
第4章 これまでの暮らし
- 仕事と私
- 夫婦のこと
- お金をかける、かけないの価値観
- 子育ては、思い通りにならないもの
- 自分を喜ばせるのが先
第5章 あたらしい住まい方
- 3世帯での暮らしがはじまる
- ものの置き場所
- 食器棚の整理整頓
- ドアだけ選びました
おわりに
暮らしをつむぐ、読んでみて
単純にいいなぁ、と感じました。家事を楽しくするための工夫や価格の高い・安いにとらわれず、生きていく上でもっとも大事なことは知識よりも知恵、ってところは素晴らしい。
私自身、釣った魚をもらうより、釣り方を習う、って人間なので、著者に共感するとことがたくさんありました。
一度身につけた工夫は、一生もの・・・その通り、と、ひとり感激。
具体的に参考になった点は、
- アメリカ製の大型冷蔵冷凍庫とロスを出さない食材のしまい方
- シラスの天日干し、小分け冷凍
- おかずは、その時あるもので作る
- レシピ
- ごぼうの素揚げ
- 生姜入り白菜の甘酢漬け
- タッパーウェア:収納性は四角。湿気は角に→丸型
ノリがなぜ丸い容器で販売されているか、なるほど、でした。
また、興味津々で読ませていただいたのは、コラム、四季を楽しむ暮らし『季節のお料理カレンダー』。1月から12月の主たる料理と夫の収穫が一覧で見れるとこ。写真、とてもおいしそうです。
この本、楽しく読めます。真似して楽もできそうです。森の木陰でハンモックつるし、ハンモックの中で読むといいかも ^^
最終ページの著者のことば、『今日もまた同じことができるって、なんて幸せなんでしょう』
本屋さんまで遠い方、こちらでどうぞ ^_^
暮らしをつむぐ ~より子式・日々の重ねかた (COMODO ライフブック) | ||||
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