これを食べれば医者はいらない、食養生活、減塩なんて必要ない、余命2ヶ月の夫からがんが消えたメニュー・・・興味津々で読んでみました。
特に惹かれたところ
『体にいいと言われているものを意識して食べ、健康に関する情報をたくさん取り入れ、1日に必要な食事の量はカロリー計算で求める。
そんな状況のはずなのに、たくさんの人が生活習慣病やがんで苦しんでいる。
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不健康なものを食べているから、不健康になるんです。』
まえがきを流し読みしてて、この文章にとても惹かれました。
また、
『食事はあなたを裏切りません。食べるものを変えれば、体が変わります。そして、生き方も変わります。』
にも惹かれました。
書籍情報
- 書籍名:日本人のための食養生活、これを食べれば医者はいらない
- 著 者:若杉 友子
- 発行所:祥伝社
- 価 格:1,300円(税別)
- 初 版:平成24年5月5日
目 次
- 病気になる食事、健康になる食事
- 日本人の生命を支える「お米」
- 現代人はとにかく食べすぎ
- 減塩なんて必要ない
- 食べ物には陰と陽がある
- 料理をおいしくする若杉ばあちゃんの知恵
- からだにいい食材、注意すべき食材
- 低体温は食べ物が原因だった
- 現代の食卓はこんなに危険
- 放射能汚染に負けない食事
読み終えて
病気になるのも健康も食事次第。この短い言葉の中にこの本のすべてが詰まっていると感じました。余命2か月と宣告されたがんを患った夫のがんをわずか半月で縮小させるという効果をみせた食養にはびっくりです。余命2か月が6年でがん消滅・・・う~ん・・・
個人差があるでしょうからすべての方に効果があるとは言えないですが・・・
健康には食事が重要、と頭ではわかっていても、具体的にどうすればいいのかはわからないことが多いです。一汁一菜、体温をあげる食事の重要性を学ぶことができました。
食べ物、そのレシピまで、惜しげもなく紹介してくれていますので、ご参考に。
個人的にどうしてもできないこと・・・無農薬栽培の玄米を入手すること、無農薬の大豆を入手すること。その他にもありますけど、特に欲しいのがこの2つなんですが・・・
印象に残ったところ
特に印象に残った文章を箇条書きで・・・
- 腹水がたまったお腹から、悪い腹水を抜き、いい腹水を残す・・・「そばパスター」・・・知りませんでした。いまだに半信半疑・・・
- 薬という字は、「草冠に楽」と書く=草を食べて楽になる・・・自然に生えている野草を毎日少しずつ食べ、その強いエネルギーをもらうことで、からだのエネルギーが高まっていく。
- 食という字は「人を良くする」と書く=食べることは人を良くする。
- ご飯は、炊きたてより冷えたご飯がいい。
食べたものを体の中で栄養に変えるには、消化・吸収・燃焼・排泄を促す酵素が必要。ご飯が冷めていく過程で、この酵素が活性化される。 - 味噌汁は、飲む点滴
- 適塩
- 料理は右回転と左回転で味が変わる
- 稼業と企業
- 出汁を取るなら鰹節、シイタケ、昆布
- 野草の命は本物
- F1種
- 食べる=命をいただく・・・生命力が強いエネルギーをもったものを口にし、そのエネルギーをいただく
ただのおばあちゃんじゃない、なんでこんなこと知ってるんだってことを本の随所で感じました。
あと、健康面で人間と野生動物を比べて表現しているところは、とてもユニークでおもしろいですね。ほんと、かなりの博識おばあちゃんです。
この箇条書きに少しでも興味を感じた方は、ご一読ください。
私は日ごろから平熱が36.5℃以上あります。これが病気にあまり縁がない理由かも。変かもしれませんが、風邪ひかないのは風邪ひいたことを感じないバカさんだから、と勝手に思ってました。
バカは風邪ひかないっていうじゃないですか・・・
健康一番。今日も笑って美味しい食事を食べよう ^_^
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