ボタンクリックでライン描画、引いたラインでのサポレジ反転・レジサポ反転タッチでエントリーするMT4のEA(Expert Advisor)、hjEA_SuppoResiTouch100
動画内チャート右肩に表示されてる EA 名と異なります。
この記事アップ時点で EA 名を変更しましたこと、ご了承ください。
この EAは、ボタンクリックで引いたラインをブレイク確定後のサポレジ・レジサポ反転を狙って、ラインにタッチしたらエントリーし、同時に利食いと損切値をセットするだけです。
人によって異なりますが、水平ライントレードでどんなラインブレイク EA がいいのか模索するための資料のひとつとしての位置づけと考えています。どうすればライントレードされてる方のお役に立てるか、どうきっかけを提案すれば今後発展的情報交換ができるか・・・悩んでます。
私は、環境認識足で売買方向見定め、エントリー足でラインタッチ、ラインブレイク確定、ライン+MA、ライン+足判断、他諸々、裁量または簡易 EA ・・・
ポジションクローズは、StopLoss と Limit(TakeProfit)を pips 指定し、エントリー時に両者をセットする仕様のみですが、この二つの値を 0 pips にするとエントリー時に利食いと損切をセットしないので、取引している方が自分で利食いと損切のラインを引く、もしくは、手動で決済できるようになります。
ポジションクローズは、今後の情報交換で進めていければいいな、と思います。
今後、この EA 同様の資料として考えるための EA をアップしていきますので、ご意見をいただければうれしいです。
hjEA_SuppoResiTouch100 仕様
- サポレジ・レジサポ反転判断用ラインをボタンクリックで2本描画
- ボタン位置変更:チャート四隅
- エントリー
- ロット数指定
- ポジション:同時保有1本のみ
- エントリー条件:ラインブレイク確定後ラインタッチエントリー
- ブレイク確定:OpenとClose間にライン
- BUY:上側ラインに上からタッチ
- SELL:下側ラインに下からタッチ
- 決済:エントリーと同時にオーダー
- 損切:stoploss pips 指定。0可。
- 利食い:takeprofit pips 指定。0可。
- 描画ライン
- Bid 値の上下に2本、ボタンクリックで描画
- Bid とラインと距離を pips 指定
時間足によって数値を変更すると便利
- Bid とラインと距離を pips 指定
- 描画後のボタンクリックで消去
- ラインスタイル・幅・色指定可
- 幅2以上:ラインスタイルは実線のみ
- ポジション保有でライン消去
- Bid 値の上下に2本、ボタンクリックで描画
- 通 知
- アラートWindow
- アラート
- アラート音ファイル指定可
- 回数指定可
- メール
- プッシュ通知
パラメーター
- アラートwindow
- true:アラートwindowを表示する
- false:表示しない
- アラート
- true:アラート音を鳴らす
- false:鳴らさない
- アラート回数
- アラートの回数指定
- アラート音ファイル
- アラート音のファイル指定
- 取引ロット数
- ロット数を指定
- Magic No.
- この EA がオーダー時に割り当てる数値。
- この EA で売買しているポジションを特定。他の EA との同数値不可。
- 同一口座(チャート単位)でユニークな数値にセット
- ———-
- メールタイトル
- メール受信時に届くメールのタイトルを指定
- メール送信
- true:メール送信する
- false:送信しない
- プッシュ通知
- true:プッシュ通知する
- false:プッシュ通知しない
- ———-
- ブレイク足Max本数
- ラインブレイク確定後にラインにタッチするまでのローソク足本数
- 使用例、ブレイク足Max本数について、を参照
- 上側ライン名
- ボタンクリックで引かれる上側ラインの名前
- ライン消去後、再度ラインが必要となった場合に適用するライン名
- 使用例、ライン名について、を参照
- 下側ライン名
- ボタンクリックで引かれる下側ラインの名前
- ライン消去後、再度ラインが必要となった場合に適用するライン名
- 使用例、ライン名について、を参照
- 描画ライン:現在値との差pips
- ボタンクリック時点の Bid から上下に引くラインの離す距離を pips数で指定
- ラインスタイル:五択
- Solid
- Dash
- Dot
- Dashdot
- Dashdotdot
- 幅
- ラインの幅を数値で指定。大きいほど幅広。
- 2以上:ラインスタイルは変更できない。Solidのみ。
- 色
- ラインの色を指定
- stoploss(pips)
- 損切幅を pips 指定
- takeprofit(pips)
- 利食い幅を pips 指定
- ボタン位置:四択
- 右上
- 右下
- 左上
- 左下
使用例
事例は、無理やりタイミング取ってますので、絶対にマネしないでくださいね。
こんな動作するんだ、と感じてもらうことが目的です。
EA セット~ライン描画
EA のセットから、ボタンクリックでのライン描画・移動までの動画です。
アップ直前で、EA 名を変更したので、チャート右肩の EA 名は無視してください。
BUY 事例
上側水平ラインをブレイク確定、といいますか、事例作成のために確定するよう水平ラインを移動させてます。
ブレイク確定ローソク足の次のローソク足形成中に、価格が上からラインにタッチし、BUY エントリーしています。
余談になりますが、S/L までの価格差を小さくしようとラインを移動させようとし、移動できなかった動作が最後の方にあります。
stoplevel 内への移動となったので、ラインの移動ができませんでした。このような制限があることを知っててください。
SELL 事例
下側水平ラインブレイク確定後、5本目の足形成中に、価格が下からラインにタッチし、SELL エントリーしています。
決済を手動で行っています。手動決済でも決済後の損益 pips を通知します。
tick単位での処理なので、tick データが届くまで時間がかかると表示が遅れる場合があります。
水平ラインをブレイク確定した足の次のローソク足をあとから見るとエントリーしていないじゃないか、と判断してしまうかもしれません。
この足が形成される状況をよく観察すれば、エントリー条件を満たしていないことがわかると思います。
SELL の場合のエントリー条件は、安値 < エントリーライン & 終値 ≧ エントリーライン。
安値がエントリーラインより安くなった後、価格がエントリーラインを越えなかったためにエントリーしていません。
stoploss takeprofit 制限
エントリーできないエラーを未然防止するために、パラメーター stoploss と takeProfit 値に制限をかかけています。
エントリーエラーとなる値に 0.3pips 加算し、小数点以下を切り上げて最低数値を表示する仕様としました。
ブレイク足Max本数について
ブレイク足Max本数は、ラインブレイク確定後、サポレジ・レジサポ反転判断足の最大経過本数を指定します。
例えば、ブレイク足Max本数=5、とセットした場合、次のチャートのように、ラインブレイク確定ローソク足から5本目でラインにタッチしている場合はエントリーします。
6本目以上だとエントリーしません。この数値は取引ルールに合わせて設定してください。
この例の場合、ブレイク足Max本数=4~1にセットした場合にはエントリーしません。
なお、エントリー直前状態を次の事例チャートに示します。ここでもチャート右肩の EA 名は無視してください。記事アップ直前に EA 名の変更をしました。
ライン名について
通常の使用では気にしないでいいパラメーター。
エントリーが BUY か SELL のどちらかでいい場合、不要な方を消すとその方向へのエントリーはしません。
その後、『必要となった』場合、次の二つの方法があります。
どちらかで対応できます。
- ボタンをクリック
- 1回クリック:現状1本のラインが消える
- 再度クリック:2本のラインが引ける
- 2本のラインを希望位置に移動
- ラインを描画
- 水平ラインを引いて、そのラインの名前をパラメーターの名前と一致させる
メールとプッシュ通知
メール、プッシュ通知、ともにアラートwindow表示メッセージと同じ内容が届きます。
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