CCI反転通知インジケーター、判定条件に許容差あり版

CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版

 CCI反転通知インジケーター『hj_CCI_ReversalSign-Tolelance

反転条件に判断条件に許容差を設定可能、判定ライン設定・表示が可能、サイン表示は価格表示チャート(メインチャート)、もしくは、CCI表示部(サブチャート)の選択が可能。

サインは、位置・色・サイズの設定が可能。通知は、アラートWindow・アラート・メール・プッシュ通知が可能で、それぞれ個別ON・OFFが可能。

 このインジケーターは、過去に作成していた『hj_CCI_angle100a』を使っている方から、「CCIをRSI化して欲しい」とのご依頼に対応しようと、RSIに先だってCCIで意思疎通を図ろうと作成した『hj_CCI_angleNotice』(今は記事削除)のその後の打ち合わせで仕様変更、作成したインジケーターです。

仕様は、hj_CCI_angleNotice また hj_CCI_angleNotice と異なります。

 現在は、リペイントの件で仕様打ち合わせは終了しましたが、該当インジケーターの記事化を忘れていたために、当時の記録がわからなくなって、解析・作成に時間を要してしまい、すぐに対応できませんでした。

このような迷惑をかけないために、また、後日同様の類似した依頼が来る可能性に備えて、記事として残すことにしました。

 リペイント、、、これは、どの程度の変化をリペイントというのか、実際に使用されててどの程度使えなかったか、とても気になります。私はラインと移動平均線での取引がメインなので・・・
私のインジケーターの組み方を、下記、項目提起していますので、ご意見をいただければ幸いです。

スポンサーリンク

履 歴

  • Ver. 1.00:2022.09.22

 MT4は、FX業者に関わらず同じ動作をすると思っていますが、読者からの連絡で違和感を感じることがあります。私がインジケーターやEAを作成し、検証している主なMT4業者二社を以下に紹介します。
現在は、主にGemForexのデモ口座で作成・検証 → XMのデモ口座で検証、自分のルールに活用できそうだったらリアル口座で使用、と進めています。なお、私の利用している国内FX業者は、この二社と同動作です。

プライバシーポリシー

hj_CCI_ReversalSign-Tolelance 仕様

反転判定条件

  • 反転上昇
    • 判定足(現足)CCI >= 1本前足CCI - 許容差
    • 判定足(現足)CCI <= 下側判定ライン
  • 反転下降
    • 判定足(現足)CCI <= 1本前足CCI + 許容差
    • 判定足(現足)CCI >= 上側判定ライン

サイン表示

  • メインチャート、または、サブチャート(CCI表示)に表示
  • 表示サインは、Wingdings code で表示記号を指定
  • サインの大きさ、表示位置、色を指定

通 知:個別にON・OFF指定

  • アラートWindow
  • アラート音
  • メール
  • プッシュ通知

パラメーター

CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版|パラメーター
  • アラートWidow表示
    • true:表示
    • false:非表示
  • アラート音
    • true:鳴らす
    • false:鳴らさない
  • アラート音ファイル名
    • アラートの音源ファイルを指定
  • メールタイトル
    • メール受信時のタイトルを設定
  • メール
    • true:送信する
    • false:送信しない
  • プッシュ通知
    • true:通知する
    • false:通知しない
  • ――
  • 期間:CCIの期間を指定
  • 適用価格:計算に使用する価格を指定、プルダウン選択
  • 許容差:判定条件のひとつ
    • 上昇反転:判断足(現足)CCI >= 1本前確定足CCI - 許容差
    • 下降反転:判断足(現足)CCI <= 1本前確定足CCI + 許容差
  • 上側判定ライン:下降反転判断条件のひとつ
  • 下側判定ライン:上昇反転判断条件のひとつ
  • 判定ライン線種:線の種類
  •  線幅:線の幅
  •  線色:線の色
  • ――
  • Sign 表示Window:メイン or CCI 表示サブチャートかを選択
  • Sign 位置:メイン[point]
    • メインチャート上のサイン表示位置を point で指定
  • Sign 位置:サブ
    • サブチャート上のサイン位置を指定(CCI値)
  • Up sign code:反転上昇記号を Wingdings code 指定
  •  Size:大きさを指定
  •  Color:色を指定
  • Down sign code:反転下降記号を Wingdings code 指定
  •  Size:大きさを指定
  •  Color:色を指定

使用例

 使用例は、一例です。興味ある方は、試行錯誤してください。許容差=0とすると、許容差なし、許容差未考慮となります。マイナス入力も可能なのでいろいろと試していただければ幸いです。

複数(二つ)表示

 表示位置の重なりをどうするか、チャート外へ表示されている状況が把握できるか、他、実際に使ってみないとわからない面が出てきます。リペイントもそうです。

CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版|複数表示、サインサブチャート
サイン表示:サブチャート
CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版|複数表示、サインメインチャート
サイン表示:メインチャート

アラート事例

CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版|複数表示、サインメインチャートアラートWindow
サイン表示:メインチャート
CCI反転通知インジケーター、反転判断許容差あり版|複数表示、サインサブチャートアラートWindow
サイン表示:サブチャート

動画操作事例

リペイントについて

 以下、私の場合です。

 インジケーターの場合、最初の表示時(MT4起動時やインジケーターセット時)に過去をチェック、条件満足時にサイン表示や通知をします。過去サイン表示です。

その後、最新の足が構成される度に、最新の確定足のみ再計算し、条件一致時にサイン表示する仕様です。

よって、過去に表示しているサインは、位置が変わったり、表示が消えたり、また、新規表示したりすることはほぼありません。

ほぼ・・・というのは、今回の CCI インジケーターのように判定ラインでの条件判断がある場合、CCI 値が判定ラインギリギリだと、

  • 次足生成時にサインが表示される、消える
  • MT4再起動時に、前になかったサインが表示される、表示されていたサインが消えている
  • 条件不一致なのに表示されている

といった状況が100%ないとは言い切れないことを意味していると受け取ってください。

私は、これを最新確定足1本~2本に生じる現象であり、裁量判断要リペイントと位置づけています。
滅多にありませんが・・・

 タイミングによってサイン表示・非表示の部分が出てくる状況が、確率が非常に少ないとはいえ、あるということを認識して使っていただきたいと思います。
裁量判断、環境認識上では、大きな影響ないと考え、現在に至っていますが・・・・・考え方は人それぞれなので、ご自分の考えを優先してください。

 過去に作成したものの中には、過去サインをリペイントしたり、時間経過とともに表示されたり消えたりする状況が発生する可能性は100%ありませんとは言い切れません。
要するにバグなんですが・・・

申し訳ないですが、MT4のプログラムだけをしているわけではないので、全てを見直すことができていません。

異常動作は、使用者の方のコメント連絡のみが頼りです。コメント連絡がない場合、人気なし、というか使用されていないと判断していますので、今後の整理で削除対象とする予定です。

コメント