MACD・シグナルクロス、MACD・0ラインクロス、ヒストグラム反転通知インジケーター『hj_MACDsign101』。
hj_MACDsign100 のバージョンアップ版。MACD2氏ご希望、複数使用にお応えしました。
その他、通知文の変更、細かなバグフィックスも行いました。
同一チャートへの複数使用は、そのまま二つセットしても使用できません。下記複数使用上の注意点を参照ください。
複数使用事例は、12・26・9と19・39・9の二つのパラメーターで作成しました。
動画事例を見ると概要動作がわかると思います。
hj_MACDsign101 仕様
前バージョン、hj_MACDsign100 と同じです。
- MACD条件
- 短期MAタイプ選択
- 短期MA期間設定
- 長期MAタイプ選択
- 長期MA期間設定
- シグナルMAタイプ選択
- シグナルMA期間設定
- 通知条件
- MACDとシグナルクロス
- 0ラインより上でのクロス、下でのクロス選択可
- MACDと0ラインクロス
- ヒストグラム反転、MACDが設定値ブレイク
- 上昇判定:ヒストグラム上昇反転時、MACD≦設定値
- 下降判定:ヒストグラム下降反転時、MACD≧設定値
- MACDとシグナルクロス
- 通知種類:以下三択
- 事前
- 確定
- 事前+確定
- 通知なし
- 通知方法
- アラートWindow
- アラート:回数指定
- メール
- プッシュ通知
- チャート内表示
- メインチャートへのサイン表示
- サイン形状設定(Wingdings コード)
- 色・大きさ・位置指定
- チャート右端縦ライン
- 色・幅指定
- メインチャートへのサイン表示
パラメーター
- 通知選択:以下四択
- 事前
- 確定
- 事前+確定
- 通知なし
- アラートWindow表示
- true:アラートWindowを表示する
- false:表示しない
- アラート音
- true:アラート音を鳴らす
- false:鳴らさない
- アラート音ファイル
- アラート音のファイル名を設定
- 参考:MT4アラート音ファイルの所在
- タッチアラート音ファイル
- アラート音のファイル名を設定
- アラート回数
- アラート音の回数を設定
- アラートWindow=true の場合、アラートWindow音・1回、ファイル設定したアラート音:アラート回数-1回
- メールタイトル
- メールのタイトル文字列を設定
- メール送信
- true:メール送信する
- false:メール送信しない
- プッシュ通知
- true:プッシュ通知する
- false:通知しない
- 参考:プッシュ通知受信設定
- ーーーーー
- 短期MA Type、長期MA Type、シグナルMA Type
- Simple
- Exponential
- Smoothed
- Linear weighted から選択
- 短期MA Period、長期MA Period、シグナルMA Period
- それぞれ期間を設定可能
- 短期 MA Price、長期 MA Price
- CLOSE
- OPEN
- HIGH
- LOW
- MEDIAN
- TYPICAL
- WEIGHTED
- ーーーーー
- MACD & Signal クロスサイン
- true:MACDとシグナルのクロスサイン表示
- false:非表示
- クロス位置条件:以下三択
- 0より上でクロス
- 0より下でクロス
- 条件なし
- G.C. Wingdings Code
- MACDとシグナルのG.C.時のサイン記号を指定
- デフォルト:233、↑
- 参考記事:Wingdings サイン記号
- D.C. Wingdings Code
- MACDとシグナルのD.C.時のサイン記号を指定
- デフォルト:234、↓
- 参考記事:Wingdings サイン記号
- G.C. Sign Color
- クロスアップ記号のサイン色設定
- D.C. Sign Color
- クロスダウン記号のサイン色設定
- サインの大きさ(整数)
- 数値が大きいほどサイン大
- サイン位置(pips)
- サイン表示位置、ローソク足から離れる幅
- 上昇サイン時:Low-サイン位置
- 下降サイン時:High+サイン位置
- サインの大きさは、未考慮
- -----
- MACD & 0 クロスサイン
- true:MACDと0ラインのクロスサイン表示
- false:非表示
- CrossUp Sign Wingdings Code ~ サイン位置(pips)
- 前記、MACD & Signal クロスサイン と同様
- -----
- MACDラインブレイク+ヒストグラム反転
- true:MACDラインブレイク+ヒストグラム反転時にサイン表示
- false:非表示
- MACDブレイク判定ライン
- ブレイク判定ライン値を入力
- マイナス値は不要。自動でマイナス付加
- ライン色
- MACDブレイク判定ラインの色設定
- 上方反転Wingdings Code ~ サイン位置(pips)
- 前記、MACD & Signal クロスサイン と同様
- -----
- サイン発生時 縦ライン
- true:縦ラインを表示
- false:非表示
- 事前アラートサイン色
- 事前アラート時の縦ライン色
- 上方向サイン色
- 上方向反転時の縦ライン色を設定
- 下方向サイン色
- 下方向反転時の縦ライン色を設定
- 縦ラインの幅
- 数値が大きくなるほど幅が広くなる
ライン、ヒストグラムの色は、色の設定タブで変更してください。
複数使用上の注意点
インジケーターの複数使用時、それぞれのインジケーターをメールタイトルで区分するようにしました。
複数使用時、どのインジケーターからの通知かわかるためにもこの方法がベストかな、と考えています。
変更事例
デフォルト時
一つ目:先頭に 1_ を追記
二つ目:先頭に 2_ を追記
メールタイトル設定時、次のような設定は避けてください。
- 一つ目:hj_MACDsign101
- 二つ目:hj_MACDsign101a
101まで、前方一致なので、一つ目のサインが消えます。a が b でも c でも abc でも同じです。
先頭に区分記号を追記することをおススメします。
三つ使用する場合の事例です。先頭に区分として順に番号振っています。
- 一つ目:1_hj_MACDsign101
- 二つ目:2_hj_MACDsign101
- 三つ目:3_hj_MACDsign101
パラメーターがわかりやすいように、次のように設定してもいいかも。
- 一つ目:619_hj_MACDsign101(6・19・9)
- 二つ目:1226_hj_MACDsign101(12・26・9)
- 三つ目:1939_hj_MACDsign101(19・39・9)
上記、注意してセットしたにも関わらず、サインが消えてしまう場合、メールタイトルの文字数を減らしてください。
使用例
必要なら、前バージョン、hj_MACDsign100 も参照してください。
今回は、2つ使用事例のみ記します。
事前通知・確定通知事例
サブチャート上:12・26・9、下:19・39・9
事前通知例:MACD・シグナルGC
確定通知例:MACD・シグナルGC
事前通知時、サインが隠れる場合
事前通知は、通知条件がそろっている間はサインが隠れないように移動しますが、サイン表示後、通知条件を満たしていない場合、サインがローソク足に隠れる場合があります。
これは現時点での仕様です。バグではありません。
以下に事例を記します。
MACD・シグナルクロス事前通知時点
クロス条件から外れ、価格が下がりサイン上にローソク足が重なる
次足確定時、クロス条件から外れている→サインは消える
二つ使用動画事例
メール・プッシュ通知
アラートWindow表示内容と同じ。
コメント
HappyJiJiさん、こんにちは。
> 使ってて、パラメーター設定が複雑、もっと簡易なのがいい、とか出てきましたら、コメントください。
私自身は使わない設定は、falseにしておけばいいと思うので、
パラメーター設定が多くても特に気になりませんね。
もし、パラメーター設定が多くて、インジケーターが機能しなくなるとか、
重くなってしまうとかであれば、少ないほうがいいとは思います。
ですが、そのようなこともないのであれば、特に多くて複雑だとは思わないですね。
一点、MACDインジケーターでのアイデアというか要望があります。
hj_MACDsign101では、
MACDとシグナルが触れ合ったら、縦ラインやWindow表示される
という、クロス確定を事前に知らせてくれる機能ですよね。
“その事前のまた事前の段階”で知らせてくれるという風にはできますでしょうか?
つまり、MACDとシグナルが触れ合う前の段階で、
縦ラインやWindow表示で知らせてくれるということです。
たしか、HappyJiJiさんの別のMACDインジで、
ヒストグラムが設定した数値を越えたらアラートが出る、というのがあったかと思います。
そのような感じで、MACDの行く先がシグナルに近づいたら、
MACDがシグナルに触れるだろう所で、縦ラインやWindow表示。
MACDクロス自体を事前に知ることができるインジケーターがあるといいなぁ、と思いました。
当方、プログラミングを理解していないため、
もしかしたら、無茶苦茶なことを言っているかもしれません。
ですが、もしできるのであれば、そのような機能も便利であり面白いと思います。
ひとつ、よろしくお願いいたします。
MACD2さん、
パラメーター数気にせず使えてる、とのこと、ありがとうございます。
さて、MACD 近づきサインの件、
・MACDとシグナル
・MACDと0ライン
の二点ともあった方が便利ですか?
ひょっと必要なのはMACDとシグナルだったりしますか?
HappyJiJiさん、返信ありがとうございます。
> さて、MACD 近づきサインの件、
> ・MACDとシグナル
> ・MACDと0ライン
> の二点ともあった方が便利ですか?
> ひょっと必要なのはMACDとシグナルだったりしますか?
はい、MACDとシグナルのクロス。
これの事前の事前を、縦ラインやWindow表示で知りたいです。
・MACDと0ライン
は、ちょっと使い方・見方がよく分かってないですが、
検証なども含めて、あると便利かなと思います。
どうも、ありがとうございます。
MACD2 さん、
お返事ありがとうございます。
2点とも了解しました。
HappyJiJiさんの作られたインジケーター。
“hj_MACDcross106″の機能で、事前の事前を察知できるのでは?と思ってやってみました。
MACDクロスの事前の事前は、
つまり、ヒストグラムがゼロラインを反転しようとするとき。
ヒストグラムが退行していき、ゼロラインに近くなっている。
そして、ゼロラインを反転する=MACDクロス。
ゼロラインに最も近い状態(反転する前)を察知すれば、事前の事前になるので、
hj_MACDcross106の「ヒストグラム&ラインクロスサイン」でできるのでは?と思いました。
ゼロラインに近い数値を設定してみたのですが、
これは、成長していくときにインジサインが出る仕様のようでした。
でも、これが逆に退行していくときにインジサインが出るようになれば、
事前の事前を察知するようになると思いました。
ただ、事前の事前の段階からゼロラインを反転するとき、
ヒストグラムの大きさは毎回違うため、ラインの数値決めが重要かとも思いました。
完全に素人の視点・テストでやってみたのですが、
すでにHappyJiJiさんが「ヒストグラム&ラインクロスサイン」を作られていて、
・・・HappyJiJiさん凄いなぁ、と思いました。
他にも、痒いところに手が届くインジケーターばかりで素晴らしいです!
改めて、ひとつよろしくお願いいたします。
MACD2 さん、
いろいろ試されていますね。
とてもうれしいです。
ご要望の近づいたら通知、遅れてて申し訳ございません。
現在、パネル状に立体感のあるボタンをセットしたくて四苦八苦中です。
手数が少ないプログラムを間に挟んで進めているのですが、今のところ1日の作業時間が取れて3時間なんです。
個人的で申し訳ないですが、もう少しお時間をください。
ところで、私の提供しているインジケーターやEAは、私オリジナル思考のものもありますが、ブログ読者のアイディアもあります。
私自身は、これ使えるのか?、どうやって使うのだろう?、と感じるときもありますが、その方々にとっては使えるみたいで、多少ともお役に立ててうれしく思っています。
私は、取引ルール、できるだけシンプルがいいと思います。
今回のご依頼は、検証用として考えています。
そこそこ煮詰まったら、パラメーターは必要な部分だけに絞ることを考えていただけるとうれしいです。
また、これだ、と感じることがあれば、コメントしてください。
それでは。
こんにちは。
MACD2です。
対応していただき、
どうもありがとうございました!
MACD2 さん、
使ってて、パラメーター設定が複雑、もっと簡易なのがいい、とか出てきましたら、コメントください。
ひとつのインジケーターにどの程度パラメーターがあれば使いやすいか、個人差はあるでしょうけど、操作はできるだけ簡単な方がいいと思います。
簡易化アイディア他、何か浮かびましたらコメントください。