3本の移動平均線収束個所表示インジケーター2

 3本の移動平均線の指定pips内・指定本数収束時にボックスサイン表示、アラート・プッシュ通知・メールなどの通知をするインジケーター『hj_3MaGather101

hj_3Magather100 のバージョンアップ版。アラート回数・プッシュ通知・MAタイプと適用価格、収束からのブレイク通知を追加。PIEROTさんのご要望のひとつには対応できたと思います。詳細は、記事本文を参照ください。

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hj_3Magather101 仕様

  • 移動平均線3本の収束部をボックス表示
    • 収束条件(以下指定)
      • 期間:ローソク足本数
      • 幅 :pips指定
      • MA種類(個別)
      • MA期間
      • MA適用価格
  • ボックス上下ブレイク
    • 上方ブレイク:収束表示ボックス内最大値 ≦ 確定足終値
    • 下方ブレイク:収束表示ボックス内最小値 ≧ 確定足終値
    • 通知のみ(目視即判定可能)
  • サイン表示
    • 収束範囲内の最大価格と最小価格範囲をボックスで表示
    • 収束範囲のチャート上下一杯にボックスを拡大表示
      (時間経過によっては上下に隙間ができるかも)
  • 通 知
    • アラートWindow
    • アラート:回数指定
    • メール
    • プッシュ通知

パラメーター

MA3本収束サインインジケーターのパラメーター
  • アラート window 表示
    • true:ポップアップ window 表示
    • false:ポップアップ window 非表示
  • アラート音
    • true:鳴らす
    • false:鳴らさない
  • アラート音ファイル名
    • アラート音のファイル指定
  • アラート回数
    • アラート音の回数指定
  • メールタイトル
    • メール受信時のタイトル設定
  • メール
    • true:メール送信する
    • false:送信しない
  • プッシュ通知
    • true:プッシュ通知する
    • false:通知しない
  • ----------
  • 上下ブレイクサイン
    • true:収束範囲上値・下値ブレイクサイン通知する
    • false:通知しない
  • 短期移動平均線 種類
    • 移動平均線の種類を選択
  •  適用価格
    • 移動平均線の計算に使用する価格を指定
  •  期間
    • 短期移動平均線の期間を指定
  • 中期・長期移動平均線:上記短期と同
  • 連続収束足数
    • 連続して収束していることを判断する本数
  • 収束幅: pips
    • 収束を判断する上下幅(pips)
  • サイン色
    • 収束している個所を表示する四角形の色
  • ボックス上下:以下二択
    • 高値・安値:範囲内の高値と安値でボックス表示
    • チャートフル:範囲内のチャート上下フルでボックス表示

(参考)パラメーターの保存と読み込み

使用例

使用例のパラメーター

 デフォルトから変更した値。検証時間あまりとれなくて1分足での検証を選択したので収束幅を狭くしています。

  • メール:true
  • プッシュ通知:true
  • 上下ブレイクサイン:true
  • 収束幅:pips:3.0

収束条件満足からブレイクするまでのチャート例1

条件一致すると、、、

(注意点)次の足でも条件範囲内だったら、通知し、ボックスは右へズレます。条件内が続く限り、ボックスは右へズレていきます。

 収束条件から外れ、ボックスの高値をブレイク、、、チャート上のサイン表示はありません。音とアラートWindow・アラート・メール・プッシュ通知可能。

収束条件満足からブレイクするまでのチャート例2

ブレイク通知時

ここでブレイク通知。その次の収束条件を満たした時点でのボックス表示チャート。

高値ラインブレイク時の説明チャート

 高値ラインブレイク時のチャートに赤矢印と水平線を引いてみました。
赤矢印のローソク足確定時に通知が出ます。

ボックス上下の選択

 該当パラメーター部分はここ

以下のチャート例は、収束幅:pips=10.0(デフォルト) としてます。

・パラメーター『ボックス上下』=高値・安値

・パラメーター『ボックス上下』=チャートフル

メール受信とプッシュ通知受信例

・収束条件満足時

移動平均線3本の収束:メール受信例
移動平均線3本の収束:プッシュ通知

・収束領域の高値ブレイク時

MTF-MAの追加について

 読者の方からのご要望にお応えしようと考えていたのですが、現在のところ一旦やめておこうと思います。

MTF-MA、例えば、5分足に1時間足のMTF-MAを表示した場合、1時間足が確定するまでは、該当するMTF-MA部分は決まっていない状況です。

ここに正確性を要求するのは少し無理があると考えます。取引上、正確な値という定義は人によって異なるでしょうし、どこまでの正確性が必要なのか、も、その方の取引ルールによって異なってくるのではないか、と考えると、現状のままがいいと思います。

 MTF-MAのカクカク表示が上位足のMAであるとすぐに認識できる点には、視覚的メリットがあるとは思いますので、使用を否定しているわけではありません。

 今後、読者の方々のご意見や情報収集の結果から、どのように変わっていくかは今のところなにも言えない状況であることをご容赦ください。

イラスト、PC

過去サイン表示

 ブログ読者の方々から、バックテスト、確認ように過去サインを表示してほしい、との要望があります。

ここ数週間、自分なりに試行錯誤してみましたが、過去検証に使える表示の仕方が見つかりませんでした。

条件一致状態が続いた場合の結果が売買結果に反映できないと判断し、過去サイン表示はあきらめました。これ以上、他のプログラム作成・改善の時間をけずるのはやめよう、とも考えました。

 過去検証では、現状のインジケーターを走らせてボックス表示が出た時に裁量で決定、エクセルなどへ記録、検証期間終わったら解析し、まとめる、という流れしかないように思います。

ここ、『こうすればいけるでしょう』ってアイディアがあれば、ぜひコメントください。

hj_3Magather の今後

 使い勝手面での改善が必要かな?、と感じていること

  • 通知を次の3つに分ける
    • A:収束条件を満足した時点での通知
    • B:高値・安値ブレイクでの通知
    • C:A+B
  • 上記AとBでアラート音を変える
  • 上昇・下降ブレイクのチャート内サイン表示する

 次バージョンで含めるかどうか考え中ですが、他にも何かお気づきの点がございましたら、コメントください。

ダウンロード

コメント

  1. PIEROT より:

    HappyJiJi 様

    リクエストへの対応、誠にありがとうございます。
    早速明日から活用させていただこうと思います。

    MTF-MAへの対応の件、了解です。
    こうだったらいいな、という考えはすぐに思いついても、
    実際に実現するにはさぞや大変のことと思います。
    思案していただいただけでもありがたいと思っています。

    今後ともよろしくお願いします。