TMAへの押しと戻し個所でエントリー、エグジットはTMAタッチ、クロス確定、損切と利食いをpips指定、トレーリングストップ、の四択。
TMAの傾き有無条件追加可能、エントリーは連続エントリーと1回のみを選択可能で、エントリー方向は、BUY・SELL両方向、BUYのみ、SELLのみの三択可能な半裁量EA『hjEA_TMAcross』。
ほったらかし運用には適さないので、EA連続運用で資産増を期待する方には不向きです。hj_MAcross と同様、EAルール模索用として、また、半裁量取引として試用され、使えそうだったらリアル口座でお試しください。
これを元に、より高精度のEAへの発展的情報交換につながることを期待しています。
履 歴
hjEA_TMAcross100
ストラテジーテスター検証用のファイルです。EA動作制御部分を外しているので、エントリーとエグジットの動作確認が可能です。
hjEA_TMAcross100strategy
- Ver. 1.00:2023.7.19
MT4は、FX業者に関わらず同じ動作をすると思っていますが、読者からの連絡で違和感を感じることがあります。私がインジケーターやEAを作成し、検証しているMT4FX会社は、XM 社で、口座はデモ口座です。
自分用のインジケーターやEAは、XM デモ口座で作成検証後、XMリアル口座または国内FX会社へ水平展開しています。
以下、XMの口座開設ページへのリンクをご紹介。これからFXを始めようと思う方、XMが気になる方はリンク先へ飛んでください。
hjEA_TMAcross 仕様
エントリー、エグジットともに同一ローソク足内では1回のみ実行。エントリーした足ではエグジットしない。エグジットした足ではエントリーしない。
- エントリー
- 売買方向:三択
- BUY・SELL 両方向
- BUY、ロング方向のみ
- SELL、ショート方向のみ
- エントリー回数
- 連続
- 1回のみ
- エントリー条件:タッチ・クロスの二択
- TMAタッチ
- BUY
- 構成中足の1本前のローソク足終値 > TMA
- 構成中のローソク足終値 <= TMA
- SELL
- 構成中足の1本前のローソク足終値 < TMA
- 構成中のローソク足終値 >= TMA
- BUY
- TMA クロス
- BUY
- 最新完成足の1本前のローソク足終値 > TMA
- 最新完成足のローソク足終値 <= TMA
- SELL
- 最新完成足の1本前のローソク足終値 < TMA
- 最新完成足のローソク足終値 >= TMA
- BUY
- TMAタッチ
- 売買方向:三択
- エグジット
- TMAタッチ
- BUY
- 構成中足の1本前のローソク足終値 >TMA
- 構成中足のローソク足終値 <= TMA
- SELL
- 構成中足の1本前のローソク足終値 < TMA
- 構成中足のローソク足終値 >= TMA
- BUY
- TMAクロス
- BUY
- 最新完成足の1本前のローソク足終値 > TMA
- 最新完成足のローソク足終値 <= TMA
- SELL
- 最新完成足の1本前のローソク足終値 < TMA
- 最新完成足のローソク足終値 >= TMA
- BUY
- Pips 指定
- 利食い(テイクプロフィット)、損切(ストップロス)、pips指定
- STOPLEBEL エラーを避ける条件を加えている
- トレーリングストップ
- 設定pips以上プラス状態になると設定pips間隔でトレーリング
- TMAタッチ
- EA動作、稼働・停止制御
- ボタンクリックで、EAの稼働と停止を繰り返す
- EA on 青色:EA稼働中
- EA on 灰色:EA停止中
- ボタン表示位置
- チャート四隅、パラメーターで指定
- ボタンクリックで、EAの稼働と停止を繰り返す
- 通 知
- アラートWindow
- メール
- プッシュ通知
- 決済損益、pips 表示
パラメーター
- アラートWindow表示
- true:アラートWindow表示する
- false:表示しない
- アラート
- true:アラート鳴らす
- false:鳴らさない
- アラート音ファイル
- アラート音ファイル名指定
- メールタイトル:メール受信時のタイトル
- メール送信
- true:メール送信する
- false:送信しない
- プッシュ通知
- true:プッシュ通知する
- false:通知しない
- EA ボタン位置
- チャート四隅選択
- ――― TMA ―――
- TMA 期間:TMAの期間
- 適用価格:計算に使用する価格
- ――― ENTRY ―――
- マジックNo.
- このEAでのポジションを管理するNo.
- 他EAとの重複不可
- 発注ロット数:発注するロット数
- Slippage(pips):許容できる発注金額と約定金額の差をpipsで指定
- エントリー区分:次の2つから選択
- タッチエントリー:ローソク足がTMAにタッチでエントリー
- クロス確定エントリー:ローソク足終値がTMAクロスでエントリー
- エントリー1回のみ
- true:エントリー1回、単発
- false:連続エントリー
- エントリーTMA傾き(ロング:TMA上向き、ショート:TMA下向き)
- true:考慮
- false:未考慮
- エントリー方向:三択
- BUY・SELL両方向
- BUY方向
- SELL方向
- ――― EXIT ―――
- 決済方法:四択
- タッチ:ローソク足がMAにタッチで決済
- クロス確定:ローソク足終値がMAクロスで決済
- Pips指定:テイクプロフィットとストップロス、pips設定
- トレーリングストップ、定幅
- エグジットTMA傾き(ロング:TMA下向き、ショート:TMA上向き)true:考慮
- 損切(pips):決済方法=Pips指定で指定するストップロス値(pips)
- 利確(pips):決済方法=Pips指定で指定するテイクプロフィット値(pips)
- トレーリングストップ(pips):トレーリングストップ幅を pips で指定
(参考)パラメーターの保存と読み込み
使用例
デモ口座動作とストラテジーテスター検証、二つの動画を準備しました。操作に関してもパラメーター表に差はありますが、つかめると思います。
デモ口座
EAセット~TMAインジケーターの期間と同一化~エントリー・エグジット:タッチ、TMA傾き:false、エントリー方向:BUY・SELL両方向の動作事例とトレーリングストップ動作事例
ストラテジーテスター
エントリー・エグジット:タッチとクロス、TMA傾き:falseとtrue、エントリー方向:BUY・SELL、BUYのみ、SELLのみ、pips指定エグジット、トレーリングストップ動作事例
今 後
改善案、追加案など、届きましたらバージョンアップで対応します。
気になっているのは、エグジット:Pips指定意外、エントリー時のストップロスを手動でセットする必要がある点。理解した上で使いこなす方には不要なのですが、ストップロスを手動でセットする方法を知らない方には、結構きついかもしれません。
コメント