以前から少ない時間、例えば、午後3時から午後5時の間や午後9時から午後11時の間、2時間ほどでおこづかいを・・・って・・・5分足でトレードできればいいなぁって感じてました。
そんな中、この本『矢口新の短期トレード教室』を見つけ、チラ見すると初めて知る5分足トレード手法が紹介されてて興味津々。即購入。
読みどころ
ここしかない、といってもいいのではないでしょうか?
このチャートのロング、ショートって部分に興味ある方は、ぜひ読んでください。
- 書籍名:矢口新の短期トレード教室
- 著 者:矢口新氏
- 出 版:パンローリング株式会社
いま興味があって学ぼうとしていることと内容が一致しているからこのチャートに惹かれてしまうのでしょう。
ロングとショート、その根拠、頭では理解しやすいのですが、実際にチャレンジしてみないと躊躇なく実行できるかどうか?です。
一言で言えば、ローソク足だけで、相場の転換点を見つけ、売買の有利な方向についていく、って感じでしょうか。
山越え確認で売る、谷越え確認で買う、最初はなんだ?って感じでしたが、一通り読み終えた頃には頭では理解できました。
あとは実践です。勝ち負けのバランスが許容範囲で、継続すると勝率が上がっていくといいのですが・・・・・実践できたらブログにアップします。
書籍情報
- 書籍名:矢口新の短期トレード教室
- 著 者:矢口 新
- 発行所:パンローリング株式会社
- 価 格:1,800円(税別)
目 次
序章 短期トレードは頭のスポーツ
- 短期トレードの魅力
- 短期トレードの注意点
- 市場は寄り付き、指標発表前後、引け間際によく動く
- 短期トレードのメリット
- 自分にできることにチャレンジする
- できると分かれば、できる
- 繰り返しをいとわない
- 相場はギャンブルではない
- 職人技の修行
第1章 どのようにして収益を上げるのか?
- 山越えを待って売り、谷越えを待って買う
- TPA理論
- 短期トレードはチャンスが多い
- 週足、日足、時間足、分足の順にチェックする
コラム
- 片サイドトレードと両サイドトレード(ドテン売買)の優位性は?
- 保合い相場への対応は?
第2章 転換点(山越え&谷越え)の見極めに使える「道具」は何か
- テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
- 使えるテクニカルと使えないテクニカル
- ローソク足について知る
- 酒田五法について
- トレンドライン(各種ライン)について
- チャートパターンについて
- 移動平均線について
- 移動平均線の派生テクニカル
- MACD
- オシレーター
- RSIについて
- ストキャスティクスについて
- ボリンジャーバンドについて
- パラボリックについて
- 一目均衡表について
コラム
- 移動平均線の使い方
- ローソク足は終値を待つべき?
- 順張りと逆張りのどちらがいい?
第3章 転換点の見極めに役立つテクニカル
- 転換点の見極めに役立つ道具とは
- 移動平均線を使えば、誰にでも「転換点」が見極められる
- 最終的にシンプルに考える~KISSアプローチ
コラム
- なんぴん買いをしてもいい?
- ピラミッティング(買い乗せ、売り乗せ)はどうする?
- 移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスについて(最適化の罠)
第4章 出口戦略について
- 損切りと損切りオーダーの違い
- 損小利大について
- トレイリング・ストップ
コラム
- 利益確定ラインもエントリー前に決めるべきか?
- 両建ては使っていい方法?
第5章 素のチャートで転換点を探ることが最も効率の良いやり方
- テクニカル指標は自転車の補助輪に過ぎない
- 頼るべきは素のチャート
- 素のチャートでエントリーとエグジットを考える
コラム
- エントリーに遅れたときは?
第6章 まとめ(自分に合ったリスク管理)
- 繰り返せば上達する相場へのアプローチ
- 自分の適性ポジションを知る
- 収益拡大のコツ
- 右端での対処(値動きに反応する)
特別コラム
- 著者レポート:貸出・手数料ビジネスの利益、過半数の地域銀行(地銀)でマイナス
コラム
- トレーダーに必要な資質とは?
あとがき
印象に残ったところ
転換点見極めの判断基準がとても簡単。この基準で利益が残るんだろうか、と半信半疑で本の通りにチャートを設定。主に欧州時間を見ましたが、なるほど、と納得。
エントリー判断してエントリーするまでに速度が要求されるので、判断基準が複雑だとエントリーが遅れるとのこと。なるほど、です。
転換点の見極め精度は、繰り返し実践することで上がってくる・・・
また、移動平均線以外のほとんどのテクニカル分析を否定されており、その根拠も記載している点は印象に残りました。
最終的にはローソク足のみでトレードできるようになることを推奨している点も印象深かったです。
どんな人に合うか?
自分勝手に思うところあって記しました。
少ない時間、限られた時間、例えば、お仕事されてて、夜の数時間で利益を出したい方で勉強と試行を行う方。
特にやってみるところがないと身につかないと思います。
最初にも載せましたが、次のチャートのロングとショートに興味津々の方には役立つ本だと思います。
- 書籍名:矢口新の短期トレード教室
- 著 者:矢口新氏
- 出 版:パンローリング株式会社
書籍では、ローソク足の番号順にここでこう判断しエントリーするって感じで、部分部分抜き出したチャートを見せながら説明してくれています。
かなり詳しいと思います。ですが、言葉の意味が不明な方には理解ができないかもしれません。くれぐれも買って損したって感情が生まれないようにしてくださいね。
本書が伝えたい、山越え&谷越えは、人によっては足の反転判断にも応用可能でしょう。
もちろん、勝ち負けのバランスが許容できる人、です。
読み終えて、とにかくやってみなければ、と感じています。
この『矢口新の短期トレード教室』に興味ある方は、こちらからどうぞ。
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