FX、ダウ・壁・レンジで資産増|相場の壁とレンジで稼ぐFX!

ダウ・壁・レンジでFX資産増|相場の壁とレンジで稼ぐFX

 相場の壁とレンジで稼ぐFX:田向宏行著、帯に書かれている通り、チャート分析を補強し勝率と利幅を高める技術が載ってると思います。

特にFXチャートのサポート、レジスタンス、要するに壁について学びたい方には役立つ本だと思います。価格帯(レンジ)の捉え方も学べますし、どのようになったらブレイクする可能性が高いか、や、ダマシの発生要因なども人によってはすぐ腑に落ちると思います。

 私は、今のルールに、より自信がつきましたし、現在のエントリータイミングにプラスαルールが見つかりました。

いづれにしても、読む人の経験値に依存すると思うので、安定して稼がれてる方には不要かもしれないです。

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相場の壁とレンジで稼ぐFX、どんな本?

 読んでみて、現ルールの信頼性が向上するとともに、多少とも取引に自信がよりついたと感じています。

ダウ理論、水平ライン、MAが元になってるルールで取引されていて、いまひとつ自信をつけたいなぁと思う方は読んでみる価値あると思います。すでに安定して稼がれてる方には不要かもしれませんが、プラスα見つかるかも?ですよ。^_^

私の場合、フィボナッチやディナポリで逆指値する、こんな楽な方法があったんだ、などど・・・現ルールに縛られてるばかりに気づかなったところが・・・

 結局は、得られるpipsと取引回数・ 取引条件(ロットや費やした時間)とのバランス など、自分のとったリスクに対しての結果が満足できるかどうか、なんですけど。。。

相場が上がるか下がるか、正確に予想したい方、しようとしている方・・・それが聖杯探し・・・ひょっとしたらこの本で何か新しいことに気づくかもしれません。

イラスト、人

こんな方に!

 勝手に思うことを箇条書きにしました。

  • ダウ理論+水平ラインで取引されてる方、検討中の方
  • ダウ理論+水平ライン+MAで取引されてる方、検討中の方
  • ダウ理論+水平ラインで天底を狙いたい方
  • ダウ理論に興味ある方
    • 載ってるのは、最も活用するであろう重要なポイントだけの説明ですが・・・
  • チャートの前に張り付くことなくエントリーしたい方
    • フィボナッチ+MAで、逆指値セット
    • ディナポリで、逆指値セット
  • テクニカル指標による差、精度差を考えてる方
    • 無駄な時間過ごしてた、と感じるかも
  • 勘や運で取引しているって感じたことがある方
    • 自分ルールできるかも
  • 水平ラインブレイクのダマシ要因を知りたい方
  • 聖杯探ししているなぁ、と薄々でも感じている方

書籍情報

相場の壁とレンジで稼ぐFX|田向宏行著
  • 書籍名:相場の壁とレンジで稼ぐFX
     ダウ理論を補強する複数時間軸とテクニカル指標の使い方
  • 著 者:田向宏行氏
  • 発行所:株式会社自由国民社
  • 初 版:2019/11/22
  • 価 格:1,500円(税別)

amazon:相場の壁とレンジで稼ぐFX

目 次

 この中に気になる事項があれば、本屋さんへ直行するか、ネット購入しましょう。気になる事項、文字列は、ブラウザの検索命令で調べると楽ちんです。

1章 取引タイミングを探すマルチタイムの視点
 01 取引タイミングは投資家の「永遠の課題」
 02 時間軸によってトレンドとレンジは見え方が違う
 03 失敗してもマインドをリセットして潔い取捨選択を目指す
 04 トレンドの判断基準 ダウ理論は誰でも使える
 05 ダウ理論が示すのは明確な位置
 06 売り手と買い手の力関係で相場は動く
 07 多数派の動きに便乗する高値買い・安値売り
 08 収益という裏付けを得て次の取引方法へ進む

2章 トレードのコツは相場の壁を見つけること
 01 1回限りでなく継続して利益を得られる戦略が必要
 02 ダウ理論の取引戦略
 03 相場の均衡する壁が崩れるタイミングを探す
 04 壁を使ってリスクも明確にする
 05 メインの時間軸を基準に複数の時間軸で相場を見る
 06 チャートに集中しやすいスキャルピング
 07 長い時間軸のほうが壁がより厚くなる
 08 短い時間軸ほど経済イベントの影響を受ける
 09 壁を使った取引タイミングは4カ所が基本

3章 相場の壁を意識したFXトレードの実践
 01 相場の壁を実際のトレードではどう使うか
 02 少し先の壁はレジスタンスの可能性
 03 先行きの目安となる壁はどこか
 04 キリのよい数字やパリティなどの節目に注意
 05 相場を動かしている時間軸を探す
 06 取引タイミングが損益を決める
 07 レンジが大きければ小さな壁を探す
 08 トレンド途中のエントリー・タイミング
 09 損失につながるトラップのしくみ

4章 ダウ理論をテクニカル指標で補強する
 01 レンジブレイクを待たずにレンジの中でも狙いたい
 02 より有利なエントリー・タイミングを探す
 03 値動きの方向性を把握するにはより長い時間軸が重要
 04 レンジ内の取引タイミングを探す
 05 どのテクニカル指標を選択するか
 06 複数の時間軸のチャートを見て比較する
 07 ひとつの時間軸でマルチタイム表示
 08 長期線と組み合わせて大きな方向性を見る
 09 長い時間軸のトレンド方向に短い時間軸でエントリー
 10 MACDのような指標もマルチタイム化できる
 11 移動平均線でダウ理論を補強する
 12 レンジ内での指値注文は目安がなく難しい
 13 フィボナッチで指値注文の置き場を探す
 14 3種類の移動平均線で取引タイミングを探す

5章 すべての技術を使いあらゆる場面でトレードする
 01 天井や底を探すには値動きの基本を押さえる
 02 トレンドが終了する転換点のおさらい
 03 天井や底付近では調整が起こりやすい
 04 時間調整に入ると値動きがこう着する
 05 急な値動きの後の急な戻しが値幅調整
 06 高値安値は天底と仮定して値動きを見る
 07 長い時間軸のローソク足は短い時間軸のレンジを表す
 08 トラップを回避しながら利用する戦略を考える

おわりに

読み終えて

 今まで以上に、今の取引ルールに自信を持つことができました。同時にエントリールールのひとつで、あまり自信が持てず、恐々エントリーしていた「トレンド中レンジ内のレンジブレイクエントリー」ですが、明確な根拠を自分なりにまとめることができ、『不安ハラハラエントリーから少し自信もってエントリー』に!

あとはこれからの経験値でより自信を強固なものにしていけばいい。また、少し楽になりました。

イラスト、笑顔

 この本、多少ともダウ理論が理解でき、インジケーターの計算根拠(移動平均線だけでもいいと思います)がわかる方が読まれると何か腑に落ちるものを感じると思います。

私の場合、ダウ理論と水平ライン・トレンドライン、+MA、が取引ルールのもとになっているからスゥ~と入ってきた可能性が大きいです。

すでに水平ラインで取引されている方には、より自信を持てる知識を得られると思います。でも、すでに安定して稼がれている方には不要の長物かも・・・

過去に陥ってた聖杯探し、種々のインジケーターを次から次へ試したり、インジケーターが多いほど予想精度が上がると思い試行していた時期に読んでいたらいい本とは感じなかったかもしれません。
逆に、聖杯を探していることに気づくキッカケになったかもしれません。

また、何度も読み返し、試行錯誤中の手法につながった本『矢口新の短期トレード教室(過去記事)』、この本から得た知識もつながってます。

今までたくさんの書籍を読みましたが、現在のお気に入りは次の3冊。amazonへのリンク、貼っときます。

 いつの間にか、上位足トレンド方向に、安値切り上げたらBUY、高値切り下げたらSELL、って・・・
日足だったら前日高値・安値に逆指値・・・などと。。。
下位足のレンジは、上位足の1本の足だったり・・・

上がるか下がるか誰にもわからないからこれでいいんじゃないか、と頭の片隅に・・・う~ん・・・・・

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