トラップ領域、リピートイフダンをセットする価格帯に水平ラインを引き、トラップの目安ラインを描画し、トラップ間隔・位置確認後、繰り返し発注・待機注文キャンセル可能EA。
トラップ領域(指定価格帯)の中心値から高値側は SELL、安値側は BUY、中心は発注時に Bid 以上ならば SELL、それ以外は BUY とする仕様。
hjEA_RIFD-BuySell-100 のバージョンアップ版。オーダーキャンセルを一つのボタンで実行するのは無理があることに気づき、キャンセルボタン追加。また、オーダーは一つの通貨ペアのみに絞ったことを視覚的にわかるようにしました。
また、過去に『リピートイフダンEAは動作負荷が大きい。使わないで。』と、FX会社から言われたことがあるとのことに対する対策案を仕様に追加しました。
今回、複数通貨処理への対応、連続エントリー、複数MagicNo活用他、利便性向上策をいろいろ考えたのですが、うまくいきませんでした。結局、このバージョン仕様が一番いいように思います。検証にかなり時間かかってしまって、アップが遅くなってしまいました。
活用される方は、まずデモ口座で試行して期待通りの動作をするかどうか確認後、リアル口座で使用してくださいね。試行中、何かお気づきの点など、ございましたらコメントください。
リピートイフダン仕様、今回のバージョンで主なところは決まってきましたので、追って BUY のみ、SELL のみ仕様バージョンをアップします。個人的にはこちらの方がしっくりなので、お試しいただければ幸いです。
hjEA_RIFD-BuySell-101 仕様
指定価格帯中心値より上は SELL のみ、下は BUY のみのRIFD リピートイフダンです。中心は、その時点の価格(Bid)がトラップ価格より上の場合、SELL、下の場合、BUYです。
Ver.1.00 → 1.01 では、キャンセルボタンを追加。同チャート内での他通貨発注不可をEA上で明確にしました。そのような操作された場合、アラートWindowで通知します。
また、市場がクローズ中やトレードできない状態だとアラートWindowで通知します。
Ver.1.00 で未対応だった『サーバー負荷対策』として、オーダー確認間隔を追加しました。
緑色文字部分がバージョンアップ対象部分。
- 取引情報設定項目
- マジックNo
- ロット数
- 仕掛け幅(pips)
- 利食い幅(pips)
- オーダー確認間隔:リピートイフダン処理の実行タイミング、三択
- データ受信ごと:tick ごと(価格データ受信ごと)
- ローソク足確定ごと
- 秒数指定
- ボタン機能
- Base L ボタン
- 価格帯上下ライン(Base Line)描画
- トラップ価格の計算の元なので、このラインがないとオーダー不可
- オーダー後は、参考ラインとしてのみ機能。
待機注文を削除しない限りオーダー不可。
- Order L ボタン
- 仕掛け価格ライン(Order Line)描画
- オーダーはしない
- トラップ価格の参考ライン
- Order ボタン
- 設定に基づいて発注
- 発注後にクリックすると待機注文を削除
- ストップレベルエラーは避ける
- パラメーターで、ボタン表示ON・OFF設定可能
- Base L ボタン
- ボタンのテキスト色設定可能
- 価格帯上下ライン・仕掛け価格ライン
- 色設定可
- 線種(スタイル)設定可
- 幅設定可
- 業者の取引時間外の場合
- アラート・コメント他、通知なし
- EAは停止状態
- 自動売買OFFの場合
- アラートWindowで通知
パラメーター
緑色文字部分がバージョンアップ対象部分。
- Magic No.
- 本EAのポジションであることを認識するための数値
- 他のEAと異なる数値をセット
- ロット数
- エントリーするロット数をセット
- 仕掛け幅(pips)
- エントリーする価格幅をpips指定
- 利食い幅(pips)
- エグジットする価格幅をpips指定
- オーダー確認間隔:リピートイフダン処理実行間隔指定、三択
- データ受信ごと
- ローソク足確定ごと
- 秒数指定
- 設定秒数:オーダー間隔、秒数指定選択時にセットされる秒数指定(整数)
- ボタンON
- true:ボタン表示
- false:非表示
- -- Button Text ---
- Base Line 描画
- クリックしたら描画する場合のテキスト色セット
- Base Line 消去
- クリックしたら消す場合のテキスト色セット
- Order Line 描画
- クリックしたら描画する場合のテキスト色セット
- Order Line 消去
- クリックしたら消す場合のテキスト色セット
- Order実行
- クリックしたらオーダーする場合のテキスト色セット
- Order取消
- クリックしたら待機注文を削除する場合のテキスト色セット
- ーー Base Line ーーー
- 上下ライン間隔(pips)
- リピートイフダン価格帯目安ライン描画時の初期上下ライン幅をセット
- 上ライン 色:価格帯上側ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- センターライン 色:価格帯センターラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- 下ライン 色:価格帯下ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- ーー Order Line ーーー
- オーダーライン 色:オーダー目安ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
使用例
例画像のターミナル部分、このEA説明用に別EA・インジケーターの部分は隠してます。
EAスタート~キャンセル、簡易事例
オーダー確認間隔変更事例
実動作での事例収集には時間がかかりますので、待機注文を削除することで代替えしました。動画事例がわかりやすいと思いますので、見てください。
データ受信ごと
次のデータ受信時に繰り返し注文命令が実行される。
ローソク足確定ごと
秒数指定
チャート右肩のタイマーを見比べると秒数指定でのオーダー確認がわかると思います。
時間足変更事例
ベースライン移動と時間足変更の事例。
H4 → D1 へ変更
同じMagicNoでオーダーある場合
存在しない Magic No に変更するとアラートWindowは出ません。でも、以下の注意点には配慮してください。
注意点
複数セットする場合の Magic No は、重なる可能性がない間隔で数値をセットしてください。
RIFDをオーダー時のトラップ本数に応じて Magic No が存在します。
例えば、USDJPYで Magic No =100、トラップ本数=5本の場合、Magic No は、
100、101、102、103、104が使われます。
別チャートに、同じEAをセットした場合、Magic No は、前記100~104と重複しないようにセットする必要があります。
105にすればいい、90にすればいい、と感じられるかもしれませんが、最初にセットした通貨ペア、ここでは USDJPY でトラップ数を変更した場合、Magic No が重複する可能性が出てきます。
複数使用時の Magic No は、100以上離す、1000単位で区分する、とか考えてくださいね。
通貨ペア変更事例
オーダー後、通貨ペア変更事例
AUDUSD でオーダーしている状況なので、この状態でもオーダー済みのオーダーは動作しますが、決済約定後の待機注文オーダーが正常に動作しない可能性があります。
できるだけ早く、オーダーしている通貨ぺアに戻してください。
オーダーしている通貨ペアに戻すと次のチャートのようになります。
Cancel ボタンクリックで、待機注文削除
動画事例
他の事例動画と同様、事例作成用に操作しています。領域他、ご自分でしっかり検証してくださいね。
EAセット~削除、一般的な操作事例
EA実動作事例
使用上の注意点
前バージョン同様、ベースラインとボタンが重なると正常に動作しません。
ベースラインを引いて、トラップ目安ラインを引こうと Order L ボタンをクリックしても期待する動作はしてくれません。
この対策として、べースラインをボタン上から離して Order L ボタンをクリックしてください。その後、ベースラインを希望の位置に移動させてください。
ダウンロード
デモ版で試行してくださいね。改善点などみつかりましたらコメントください。
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