トラップ領域、リピートイフダンをセットする価格帯に水平ラインを引き、トラップの目安ラインを描画。視覚的にリピートイフダンのイメージを把握しやすくしました。
価格帯の中心より上は SELL のみ、下は BUY のみ、価格とトラップ価格の差がストップレベル内にある場合は発注せず、価格とトラップ価格差がストップレベルより大ききなった時点で発注します。一つ目の動画を参照ください。
ブログ読者の方のご要望を私なりに解釈して使い勝手面を考慮し作成しました。自分なりにいろいろ試行したために、あ~でもない、こ~でもない、と仕様変更たびたび、また、その後の検証に時間がかかってしまい、大変お待たせしました。すみません。ご要望を満たしているかどうか、ご検証いただき、その結果を含め、情報交換できればうれしいです。
hjEA_RIFD-BuySell-100 仕様
指定価格帯中心値より上は SELL のみ、下は BUY のみのRIFD リピートイフダンです。中心は、その時点の価格(Bid)がトラップ価格より上の場合、SELL、下の場合、BUYです。
- 取引情報設定項目
- マジックNo
- ロット数
- 仕掛け幅(pips)
- 利食い幅(pips)
- ボタン機能
- Base L ボタン
- 価格帯上下ライン(Base Line)描画
- トラップ価格の計算の元なので、このラインがないとオーダー不可
- オーダー後は、参考ラインとしてのみ機能。
待機注文を削除しない限りオーダー不可。
- Order L ボタン
- 仕掛け価格ライン(Order Line)描画
- オーダーはしない
- トラップ価格の参考ライン
- Order ボタン
- 設定に基づいて発注
- 発注後にクリックすると待機注文を削除
- ストップレベルエラーは避ける
- パラメーターで、ボタン表示ON・OFF設定可能
- Base L ボタン
- ボタンのテキスト色設定可能
- 価格帯上下ライン・仕掛け価格ライン
- 色設定可
- 線種(スタイル)設定可
- 幅設定可
- 業者の取引時間外の場合
- アラート・コメント他、通知なし
- EAは停止状態
- 自動売買OFFの場合
- アラートWindowで通知
パラメーター
- Magic No.
- 本EAのポジションであることを認識するための数値
- 他のEAと異なる数値をセット
- ロット数
- エントリーするロット数をセット
- 仕掛け幅(pips)
- エントリーする価格幅をpips指定
- 利食い幅(pips)
- エグジットする価格幅をpips指定
- ボタンON
- true:ボタン表示
- false:非表示
- -- Button Text ---
- Base Line 描画
- クリックしたら描画する場合のテキスト色セット
- Base Line 消去
- クリックしたら消す場合のテキスト色セット
- Order Line 描画
- クリックしたら描画する場合のテキスト色セット
- Order Line 消去
- クリックしたら消す場合のテキスト色セット
- Order実行
- クリックしたらオーダーする場合のテキスト色セット
- Order取消
- クリックしたら待機注文を削除する場合のテキスト色セット
- ーー Base Line ーーー
- 上下ライン間隔(pips)
- リピートイフダン価格帯目安ライン描画時の初期上下ライン幅をセット
- 上ライン 色:価格帯上側ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- センターライン 色:価格帯センターラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- 下ライン 色:価格帯下ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
- ーー Order Line ーーー
- オーダーライン 色:オーダー目安ラインの色をセット
- スタイル:スタイル選択
- 幅:ライン幅をセット
使用例
RIFD セット、稼働
以下手順でオーダー。1と3、2無しでもオーダー可。
- Base L ボタンクリック
- Order L ボタンクリック
- トラップラインの目視確認
- 目視確認不要時、クリック不要
- Order ボタンクリック
待機注文削除
- Order ボタンクリックで発注後、クリックすると待機注文を削除
別条件で再セット
手順は、待機注文を削除後、Base L ボタンクリックでBase ラインを決定し、Order L ボタンでトラップ価格確認、OKだったらOrderする。
- 待機注文削除:Order ボタンクリック
- Base L ボタンクリック:リピートイフダン設定価格幅をセット
- Order L ボタンクリック:トラップ価格を目視確認
- Order ボタンクリック
動画事例:セット・稼働、BUY約定
Baseラインセット、幅変更、Order L セット、仕掛け幅・利食い幅変更、オーダー、1ポジション約定を撮っています。
売買約定・決済、ストップレベル内でのエントリーしない状況はデモで確認してください。
動画撮るの時間かかるので割愛・・・すみません。
動画事例:ストラテジーテスターテスト
RIFD 処理部分のみ抜き出して、ストラテジーテスターでテストしています。
気をつけてほしいところ
Base Line とボタンが重なるとオーダー目安ラインが引けない場合があります。ライン・ボタン、ともにMT4ではオブジェクトなので、うまく反応してくれない感じです。
わかりづらいかも・・・Order L ボタンクリックした際、ボタンをクリックしたのかラインをクリックしたのか区別できないみたいです。今のところ原因わかりませんが、原因がわかって対策できましたらバージョンアップでお知らせします。
今のところ、ほぼ同じ位置のオブジェクトのイベントクリック、区別できないような気がしています。
BUY・SELL 片方向のEAがいいような・・・
ひとつのEAで、半値の上下でBUY・SELLを同時エントリーする仕様にしていますが、BUYのみ、SELLのみ、のEA両方をセットして管理した方が価格変動対応、使い勝手面で良くなるいのではないかな、と感じています。
セットする通貨ペアのチャートを二つオープン、一方にBUYをセット、他方にSELLをセットすればこの記事で紹介しているEAの機能はカバー可能。
BUY・SELL片方のみのリピートイフダンEA、後日記事にアップしますので、お試しいただければ幸いです。
ひとつでBUY・SELL選択にするか、EAそのものを片方向にするか・・・ポカミス少ないのは後者ですね。。。
ダウンロード
必ず、デモで検証後、OK確認後リアル口座へ移ってくださいね。
コメント
HappyJiJi 様
ありがとうございます。
HappyJiJi様の思考回路には脱帽いたします。
リピート系の大きな課題である、レンジに強くトレンドに弱い部分を味方につけた、新しいトラップEAを期待します!
引き続き、宜しくお願い致します。
HappyJiJi様
作成依頼にご対応いただき心よりお礼申し上げます。
早速運用して感想等の報告をさせて頂きます。
HappyJiJi様の仰るとおり、売り買い個別のEAだと更にパフォーマンスは良くなると思います。
特にコア部分では発揮すると思います。
資金豊富で塩漬けも気にせず、超スイングで運用すれば利益を期待できますね!
更なるフィルタ導入により高パフォーマンスになると思いますので、今後のバージョンアップも楽しみにしています。
今後とも、よろしくお願いします。
札幌のナイスガイさん、
コメント、ありがとうございます。
売り買い個別のEA、検証終えたらアップします。
今、悩んでいるのが、使い勝手よくしたいと思って含めているボタンで参考ライン引きの要否です。
現状のプログラミングでは、これがあると、ストラテジーテストができないし、自分でトラップ幅がセットできる方には無用の長物です。
参考ライン引きをインジケーターに、また、ベースライン初期値をパラメーター設定できるようにするなど、なんとかいい解決策はないかと模索中です。
フィルターについても、『これは?』と思われる情報がありましたらご連絡ください。
試作で検証が必要になってしまいますが、よろしくお願いします。