FXで役にたった本、第6弾、『FXメタトレーダー入門』。インジケーター、EA(Expert Advisor)、スクリプト作成のもとを最初に学んだ本です。
古いですが、いまだに参考にしている部分があります。
最近のMQL4では、便利になった反面、プログラミング仕様の変更で、以前作成したプログラムが動かない、また、誤動作する場合もあります。修正できない場合は、以前のバージョンに対応させる命令語がありますので、困ることはないです。
FXメタトレーダー入門、書籍情報
- 書籍名:FXメタトレーダー入門
- 著 者:豊嶋久道氏
- 発行所:パンローリング株式会社
- 価 格:2,800円(税別)
- 初 版:2008年1月3日
FXメタトレーダー入門、目次
第1章 メタトレーダーで理想のシステムFXトレード
- 1−1 メタトレーダーにできること
- 1−2 インストールしてみよう
第2章 チャートソフトとして利用する
- 2−1 チャートの表示
- 2−2 テクニカル指標の表示
第3章 デモ口座で売買してみよう
- 3−1 デモ口座で仮想トレード
第4章 独自の指標をプログラムする
- 4−1 メタエディター
- 4−2 プログラミングの基礎
- 4−3 移動平均線の作成
- 4−4 オシレーター系指標の作成
- 4−5 組み込み指標関数
- 4−6 ちょっと便利な機能
第5章 売買システムと自動売買
- 5−1 売買シグナルの表示
- 5−2 エキスパートプログラムを作成する
- 5−3 システムを検証する
- 5−4 システムを自動売買させる
- 5−5 外部ソフトとのデータ連携
第6章 各種プログラムのサンプル集
- 6−1 テクニカル指標のプログラムサンプル
- 6−2 売買システムのサンプル
付録A メタトレーダー採用業者 (←情報古い:管理人)
付録B MQL4関数一覧
役にたった点
第4章、独自の指標をプログラムする、で紹介されているひな形とプログラミングの基礎。特に変数の宣言と計算式・条件式の書き方は参考になりました。
最初に作成したのは、移動平均線。変化したバーの部分だけ計算させるようにする考え方やfor文などの繰り返し計算方法は参考になりました。
例文通り入力すると移動平均線が描けます。すでにMT4にあるのに・・・と思われるかもしれませんが、インジケーターの基礎を知るにはいい例題だと思いました。
自動売買も例題をもとに学べます。ここで知っておかないと困るのが条件式の書き方やシグナルを表示させる方法。この点もわかりやすく解説してくれています。
素人ですが、イジケーターやEAを作れるようになったきっかけはここにあります。
4章と5章がこの本のキモだと思います。より詳細なことや例題にないケースは、ネット上にあふれているプログラムを見て、少しずつプログラミングできるようになりました。
最初は、なんだこれって場面が結構ありました。ページを読んで実践していくことで、なるほど、と感じられるようになりました。
この本に興味ある方は ↓ こちらでどうぞ ^_^
Amazonですが、「FXメタトレーダー」で検索する画面へ飛びます。紹介概要を熟読され、ご自分に合う本を選んでください。
この本の次に読んだのが『FXメタトレーダー実践プログラミング』です。別記事で紹介します。
まだまだ初心者の域をでませんが、ブログを通じて有識者の考えを組み込んで検証してもらったりして、徐々に楽して稼げることに近づけるといいな、と思います。
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