FXおすすめ本第7弾、『FXメタトレーダー実践プログラミング』。著者前著『FXメタトレーダー入門』に続いて、インジケーター、EA(Expert Advisor)の作成の基礎を学びました。
この本も、古いですが、前著同様、今も参考になるところがあります。気になるのがBuildによる仕様変更ですが、私的にはそうそうエラーに遭遇することはなく、コンパイルエラーになったらネットで対策をさがして対処しています。
同じ著者が、kindle版で最近のBuildに対応させて書き直した、とのことですが、目次見る限り現時点では購入に踏み切れていません。
書籍情報
- 書籍名:FXメタトレーダー実践プログラミング
- 著 者:豊嶋久道
- 発行所:パンローリング株式会社
- 価 格:2,800円(税別)
- 初 版:2009年10月4日
目 次
第1章 メタトレーダーの構成を知る
- 1-1 メタトレーダーを使いこなす前に
- 1-2 メタトレーダーとMQL4プログラミング
第2章 カスタム指標プログラムで独自のテクニカル分析
- 2-1 カスタム指標プログラムの基本
- 2-2 組み込みテクニカル指標関数の使い方
- 2-3 オブジェクトを利用したカスタム指標
- 2-4 テクニカル指標のデータをファイルに出力
第3章 トレード関数で柔軟な注文を実現
- 3-1 トレード関数を使いこなす
- 3-2 トレード時のエラーチェック
- 3-3 トレード関数のライブラリー化
- 3-4 エキスパートプログラムによる注文
第4章 エキスパートプログラムでシステムトレード自由自在
- 4-1 売買システムの基本構成
- 4-2 仕掛けのパターン
- 4-3 手仕舞いのパターン
- 4-4 そのほかのシステムのパターン
- 4-5 ストラテジーテスターでの検証
第5章 MQL4をさらに使いこなしたい人のために
- 5-1 データの型
- 5-2 プリプロセッサ命令
- 5-3 変数の種類
- 5-4 配列の種類
- 5-5 数学関数
- 5-6 オブジェクトの表示
- 5-7 ファイルの入出力
- 5-8 文字列に関する関数
- 5-9 日時に関する関数
- 5-10 マーケット情報
- 5-11 口座情報
- 5-12 関数のライブラリー化
付録A MQL4関数一覧
付録B 参考図書
役に立った点
箇条書きにすると、、、
- 注文、注文変更、決済他、トレード関数の使い方
- トレード時のエラーチェック
- トレード関数のライブラリー化
- リピートIFD注文
- トレイリングストップ
- 仕掛けと手仕舞いのパターン例
- 矢印など、オブジェクトの作成、表示
最初は、プログラム例を実際に入力し、動作を確認しながら進めました。注文や手仕舞いのの確定確認の必要性やエラー時の対処も学びました。
仕掛けのパターンでは、モメンタム、RSI、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、HLバンドブレイク。手仕舞いのパターンでは、一定値幅での利食いや損切り、トレイリングストップは参考になりました。
これらは、著者のライブラリを利用する例が載っているのですが、そのライブラリは利用せず、自分なりに変更してEAを作成しました。
ライブラリは、同じ関数を利用する際、プログラムを短くできるのと修正あった場合にはライブラリ内を修正すればいい、というメリットはあります。
自分で考えて作ったライブラリならば、そのメリットを感じられますが、他人が作ったライブラリは、その内容を理解しないといけないし、修正箇所もわかりづらいだろう、と勝手に判断しています。
また、MQL4文法と他人作成ライブラリ仕様の両方を学ぶことになるような気もしています。私の場合、MQL4文法の理解と他人作成ライブラリの理解は別物だと感じてしまいました。
今、困っている点
現在、この記事投稿時点のバージョン(Build1090)になってからの問題ではなく、もう少し前からなのですが・・・
配列のリサイズ関数関係で四苦八苦中。いまだに解決できておらず、悩んでます。
豊嶋氏の新しい本、kindle版、目次確認しましたが、欲しい情報項目はありませんでした。ネット上でも検索を続けていますが、見つかっていません。検索方法(検索文字列)が間違っているのかも・・・と。
この本『FXメタトレーダー実践プログラミング』に興味ある方はこちらでどうぞ ^_^
豊嶋久道氏の最新版はこちら ↓
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