ビットコインが気になり、その根幹を支えているのはなにか・・・ブロックチェーン?・・・気になるので読んでみました。
この本、勉強になりました。ビットコインがすごいのではなく、ブロックチェーンがすごいんだ、と勝手に解釈しました。。。
(2020/2/7)リンク切れ対応。ブロックエディター対応。
2年以上前の書籍情報なので、役立つかどうかしっかり見極めてくださいね。
概 要
著者によると、ブロックチェーンとビットコインが持つ潜在力を伝えることが狙いの書、とのこと。
ビットコインは誰が作った?、仮想通貨は何に使える?、ビットコインのセキュリティは?、ビットコインもしくはブロックチェーンの将来はどうなる?、って疑問をお持ちの方には、何か役だつことが見えてくると思います。
簡単なこと、すぐには理解しづらいこと、書いてくれています。私なりの読後マップはこんな感じです。難しいことはそのうちに、ってね ^_^
ビットコイン関係書籍、最初に読んだのはこちら「1時間でわかるビットコイン入門」
この本もわかりやすかったです。
読んでみて
管理者や管理組織不在で、7年以上流通しているビットコイン、その仕組みを維持する根幹がブロックチェーン・・・へぇ〜、ふ〜んって感じ。
読み進めると、「ブロックチェーン・・・銀行不要、通貨の国境がなくなる?」って感じに。。。
もちろん、実際にはそれぞれの国の利害関係があるので、すぐには世界共通通貨にはならないでしょうが、使う側の意志で、予想より早く国境がなくなるかも、と感じました。実現したら便利なことがたくさんみえちゃったもんね。
今後、本人認証や資産管理など、改ざんのないデータを共有することで利点がある業務には、ブロックチェーン技術が活かされる、ということには即納得。
個人的には、ビットコインを支える『ブロックチェーン』について学ぶのが重要では、と感じてしまいました。
しかし、管理者不要、管理組織不要で流通する通貨、魅力的ですね。今後いろいろな課題がでてくるでしょうけど、着目しておかなくちゃ、ね。
書籍情報
- 書籍名:この1冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン入門編
- 発行人:杉山俊幸
- 発行所:日経BP社
- 価 格:1800円(税抜き)
目 次
Chapter1 ブロックチェーンの未来と仕組み
⑴ブロックチェーンで未来はこう変わる
⑵ブロックチェーンはこうやって動いている
Chapter2 業界動向、ビジネスチャンスを探る
⑴ブロックチェーンとビットコインの今
⑵新市場に150社超参入
Chapter3 仮想通貨をリアルに体験してみた!
⑴仮想通貨って何?
⑵採掘すれば手に入る?
⑶仮想通貨を買う
⑷お店で使ってみる
⑸使い道が広がる!
⑹余ったお金を投資する
Chapter4 キーパーソンの着眼点
⑴日本のFinTechが世界で勝つための6つの提言
⑵ブロックチェーンは破壊者、新たな仕事を作ることが重要
⑶数十億人の潜在市場へ向けて新しい金融システムを作る
⑷楽天にブロックチェーンの力、自らビジネスの破壊も辞さず
Chapter5 注目キーワード解説
⑴仮想通貨
⑵ブロックチェーン
Chapter6 次世代を担う先進テクノロジー
⑴ブロックチェーン技術解説、上級編
各Chapterの著者要約
Chapter1 ブロックチェーンの未来と仕組み
ブロックチェーンと仮想通貨はどんな未来を実現するのか、そして、どんな仕組みで動いているのか。
誰もが気になる両テーマの要点を、イラストも交えて分かりやすく解説した。
地域通貨の利用拡大、本人証明への活用、貴金属の真贋(しんがん)の証明、IoT(Internet of Things)システムの構築・連携、シェアリングサービスの広がりといった未来を大胆に予測。
そんな未来を裏付けるブロックチェーン技術の概略を解説する。
Chapter2 業界動向、ビジネスチャンスを探る
ブロックチェーンと仮想通貨ビジネス急拡大の可能性に気付いた多くの企業が実証実験や提携に動いている。
専門誌「日経FinTech」の記者が動向の全貌を解説する。
また、2016年に相次ぎ設立されたブロックチェーン業界団体の加盟企業などから、業界地図(カオスマップ)を作成した。
既にIT企業、活用企業、経営支援企業など150社超が参入している実態が明らかになった。この大波は金融のみならず、さまざまな業界へ広がっていく。
Chapter3 仮想通貨をリアルに体験してみた!
ビットコインのような仮想通貨は、「仮想」というだけに実態が見えにくい。
実際にどう利用するのか、金融に関して学ぶコミュニティ「きんゆう女子。」の鈴木万梨子さんと、木之下ゆり子さんが、ビットコイン取引所を運営するbitFlyerの加納裕三代表取締役に学んだ。
仕組み、購入や送金方法、投資として考えるときの注意点など、素朴な疑問が次々とぶつけられた。
これなら、何度も挫折した人でも理解できるはず?
Chapter4 キーパーソンの着眼点
ブロックチェーンの価値、未来をキーパーソンに問いかけた。
楽天の三木谷浩史会長とMITメディアラボの伊藤穰一所長は、インターネット登場当初と同じ変革期だと例える。
経済学者である野口悠紀雄氏も「世界がひっくり返る」と指摘。
ブロックチェーン企業の創業者のニコラス・ゲーリー氏は、潜在市場は今の金融サービスを利用できない40億人と意気込む。
楽天ブロックチェーン・ラボCTOのスティーブン・マクナマラ氏は「自らのビジネスの破壊も辞さない」と覚悟を明かす。
Chapter5 注目キーワード解説
難解な仮想通貨やブロックチェーンの技術や仕組み。本章では仮想通貨とブロックチェーンを理解する上で重要な16のキーワードを編集部で選定。
業界のエキスパートたが図解を交えて、分かりやすく解説する。
ビットコインを発明したサトシ・ナカモトから、未来の組織運営も見据えた「DAO」の考え方まで、本章を読めばブロックチェーンをよりよく理解できるはずだ。
Chapter6 次世代を担う先進テクノロジー
ブロックチェーンは万全ではない。
実証実験やシステム構築に通じた人ほど理解している。
現在の過剰な期待に対してどう応えるか。
「BTCN(ビットコインユース)編集長の山崎大輔氏が、
IoTサービスを成功に導く可能性を秘めた「IOTA」、
高いスループット性能を備えた分散型ウェブを実現する「IPFS」、
ブロックチェーンの相互運用性を実現する「Cosmos」
という3つの次世代技術について、徹底解説する。
以上、著者要約です。結構気を引くところがありますね。少しでも気になる言葉や文章があれば、ぜひ読んでください。
読後、今読んでおく価値がある書籍であると肌で感じました。
特に、20代・30代のこれから日本を支えていく若者には読んで欲しい書籍だと感じました。
あ〜若返りたい・・・
即入手したい方は、こちらからどうぞ ^_^
こちらもいいと思います。
ビットコインに興味ある方はこちらのamazonも見てみると興味ある本が見つかるかもしれません。
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