やっと確定申告終了。毎回、枚数まとめるのがとても面倒。e-Taxで確定申告を始めて数年。税務署に行かずに自宅で申告できるのは私にとって大きなメリットです。
この記事では、e-Taxの記入や操作の詳細は専門サイトにお任せして、国内口座と海外口座で入力する個所が異なる点を紹介しました。
課税区分と記入箇所
国内外のFX口座で課税区分は次の2つ
- 国内FX口座:申告分離課税
- 海外FX口座:総合課税の雑所得(累進課税で、稼げば稼ぐほど税金が増える)
申告分離課税と総合課税で記入箇所が異なりますのでご注意ください。
国内FX口座:申告分離課税
所得・所得控除等入力場面、下の方に分離課税の入力個所があります。
FXは、赤丸のところをクリック。
上から、
- 所得区分:雑所得
- 取引の内容
- 種類:取引しているFX会社名
- 決済年月日:未記入でもOK。入力する場合は12月31日。
- 数量:取引数量、1枚=1万通貨
- 決済の方法:差金決算
- 収入
- 差金等決済に係る利益又は損失の額:利益額を入力(損失は?)
- 譲渡による収入金額:未記入
- その他の収入:未記入
- 必要経費等
- 委託手数料:未記入
- 譲渡による収入金額に係る取得費:未記入
- 書籍費:FX関係書籍の購入額
- 通信費:インターネット費用額
- 備品費:PC修理部品購入額
必要経費の書籍費、通信費、備品費は私の分類方法なので同じ項目にする必要はありません。説明できる内容であればいいでしょう。もちろん、なんでもかんでも経費で落とせるわけではありませんのでご注意を。。。
未記入箇所も私の場合です。FX取引だけであれば、ほぼ私と同じく未記入になると思います。
海外FX口座:総合課税、雑所得
総合課税の雑所得は、赤丸個所をクリック。私が該当したのはXMです。
上記以外の行が入力するところ。
一度、入力したので、訂正・内容確認となっています。最初は、個人年期欄と同じく『入力する』です。
そのボタンをクリックすると、、、
上の2行はFXに無関係なので、見やすくするのに塗りつぶしました。
種目:FX、名称:XM、場所:所在地、収入金額を記入。FX関連の必要経費は、国内海外で分けていません。按分が難しいので、国内の方に入力し、こちらは未記入。
もっと正確に記入せよ、とか、もしかしたら言ってくるかもしれませんが、ここ数年、以上のような感じで申告しています。指摘されたら修正します。
準備したもの
確定申告用資料
- 年間損益計算書
- 経費集計表
- 医療費集計表
経費と医療費は領収書保管必須です。経費で落とすには、経費であることを明確に説明できることが必要です。基本、収入を生むのに必要なもの、と考えるといいと思います。
月刊誌や、セミナー、各種教材、通信費、等々・・・
参考になればいいのですが・・・領収書関係は100均で販売しているB5大学ノートに時系列で貼り付けています。
また、経費と医療関係とでノートを分けています。あと、ひょっとしたら経費になるかも、後から思いついたら・・・って考えて、もう1冊、前記2冊に貼っていない領収書関係を貼ってます。全部で3冊・・・
必要装置他
- ICカードリーダー
- e-Taxサイトに対応機種一覧があります。
- これから購入される方はマイナンバーカードが読み取れる機種にしましょう。
- 住民基本台帳カード
- このカードは有効期限内なら使用可能
- マイナンバーカードをお持ちの方はマイナンバーで申請となります。
個人的主観、e-Taxのメリット
- 税務署に行かなくてよい
- 長時間の待ち時間がないのは大きなメリット
- 確定申告期間中は24時間受付
- 空いた時間に作成し、提出できる
- 途中経過が保存できるのが便利
- 添付書類の提出が省略可能
- 関係書類は、税務署員の質問に答えられるように保管要
個人的主観、e-Taxのデメリット
1点だけ・・・
- 枚数記入が面倒:年間収益計算書に枚数表示無し
(枚数なんか不要でしょ、収支わかればいいじゃん、って思います)
ICカードリーダー購入費が必要ですが、メリットと比較して考えるとデメリットには値しない、と自分勝手に判断しています。
あと何年確定申告するか、でしょうけど、、、FXされてるほとんどの方は20年以上じゃないかなぁ
e-Taxでの確定申告について
専門用語的な部分で難しく感じるかもしれませんが、一度申請してみると結構簡単にできる、と感じると思います。
カードリーダーの設定など、事前準備ができる方なら試す価値はあります。税務署で長時間、長かったら半日以上になってしまう確定申告。この待ち時間がなくなるだけでもうれしい。
まだ、試していない方はチャレンジしてみてください。なお、確定申告自体が初めて、という方は、一度目は税務署に出向き、e-Taxの操作に触れてみることをお勧めします。
一度、一通りの申告作業を経験しておくとe-Taxでつまづくことが少なくなると思います。
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