パラボリックSAR372手法に準じたタイミングでサイン表示、通知をするインジケーター『hj_SAR372plus100』。+αで、たーちゃん氏考案の直前高値安値値幅トレンド方向ブレイクサインを発します。
たーちゃん氏から受け取った「パラボリック372手法」情報、私は知りませんでした。
聖杯探しから脱するのと新規情報収集するのとは違うとはわかっていましたが、情報収集せずに今日まで・・・
たーちゃん氏からの情報内容を読み、作成してみて、『なんだこりゃ、楽にプラスになりそうじゃんか』って感じてしまいました。
移動平均線・水平ライン・プライスアクションを取り入れたエントリータイミングからは少し遅れますが、遅れる=ダマシ少ない、ということが大きなメリットになり得ます。
実際に使用される方がどのように活用するか、どのように悩まれるか、思うところありますが、たーちゃん氏のご提案、多くの方々、特にこれからFX始める方々のお役に立てると感じています。
特に+α部分、たーちゃん氏によると初心者向けとの位置づけです。
興味ある方、ぜひ試してください。その後、使用感や発展的ご提案、待ってます。
hj_SAR372plus100 仕様
- 描画するパラボリックSARライン:3本表示
- チャート時間のSAR
- 上位足時間1のSAR(MTF)
- 上位足時間2のSAR(MTF)
- SARライン表示ON・OFF選択可
- パラボリックSAR条件
- ステップ
- 最大値
- サイン記号 Wingdings コード指定
- パラボリックSAR転換サイン
- チャート右端縦ライン
- 幅指定
- 事前上昇サイン色指定
- 事前下降サイン色指定
- 確定上昇サイン色指定
- 確定下降サイン色指定
- チャート右端縦ライン
- 直前高値安値幅トレンド方向到達ライン
- 高値安値幅倍数指定
- ライン幅・スタイル指定
- 到達ライン色指定
- 直前高値ライン色指定
- 直前安値ライン色指定
- 表示有無選択可
- 3つの時間軸のSAR、どれか一つ反転したら3本のラインは消えます。
いい条件見つかればバージョンアップで変更します。
- 通知種類選択
- 事前通知
- 確定通知
- 事前+確定通知
- 直前高値安値幅到達ラインとEXIT条件:上位足時間1の反転通知は、事前通知のみ
- 通知方法
- 事前通知:事前通知確認時間帯指定可
- アラートWindow
- アラート:音ファイル指定
- メール
- プッシュ通知
パラメーター
- 通知選択:三択
- 事前
- 確定
- 事前+確定
- 事前通知判定開始秒数
- 事前通知条件チェックを開始する秒数、
ローソク足確定前の秒数を指定 - 0:機能しない
- 事前通知条件チェックを開始する秒数、
- 事前通知判定終了秒数
- 事前通知条件チェックを終了する秒数、
ローソク足確定前の秒数を指定 - 0:無意味
- 事前通知条件チェックを終了する秒数、
- アラートWindow
- true:アラートWindow 表示
- false:非表示
- アラート
- true:アラートを鳴らす
- false:鳴らさない
- 事前アラート音ファイル
- 事前アラート音ファイルを指定
- 確定アラート音ファイル
- 確定アラート音ファイルを指定
- メールタイトル
- メール受信時に表示されるタイトルを指定
- メール
- true::送信する
- false:送信しない
- プッシュ通知
- true:通知する
- false:通知しない
- SAR表示設定 —–
- SAR表示
- true:SARライン表示
- false:非表示
- ステップ
- 価格更新時にプラスする値
- 例)0.02:高値・安値更新のたびに0.02加算
- 最大値
- ステップ更新の最大値
- 例)最大値0.20・ステップ0.02:0.20まで、0.02単位で加算される
- 表示記号コード(Wingdings)
- パラボリックSARの表示記号をWingdingsコードで指定
- 上位足時間1:表示する上位時間足、1つ目
- 上位足時間2:表示する上位時間足、2つ目
- 上位足1SAR記号コード
- 上位足時間1のパラボリックSAR表示記号指定
- Wingdingsコード指定
- 上位足2SAR記号コード
- 上位足時間2のパラボリックSAR表示記号指定
- Wingdingsコード指定
- サイン設定 —–
- SAR転換縦ラインサイン
- true:サイン表示
- false:非表示
- サイン幅:サインの幅、整数値指定
- 事前 上昇色:事前通知、上昇方向縦ラインの色指定
- 事前 下降色:事前通知、下降方向縦ラインの色指定
- 確定 上昇色:確定通知、上昇方向縦ラインの色指定
- 確定 下降色:確定通知、下降方向縦ラインの色指定
- 直前高値安値幅到達ライン
- true:ライン表示する
- false:表示しない
- 価格幅倍数
- 高値安値幅の倍数指定
- 数値が大きくなるほど、価格幅が大きくなり、到達ラインが遠ざかる
- ライン幅:ラインの幅、整数指定
- ラインスタイル:ライン形状指定
- 到達ライン色:到達ライン色を指定
- 直前高値ライン色:到達ライン計算の元になったSAR高値ライン
- 直前安値ライン色:到達ライン計算の元になったSAR安値ライン
使用例
パラメーター名は、使用者の方々が直感でイメージできればいいなと思いながら名前付けしました。いろいろ試して頂いて、浮かんできた疑問点や異常動作などをコメントしてください。
使い方概要
時間軸は、教えて頂いた「パラボリックSAR372手法」を元に書いています。
インジケーターのパラメーターでは1時間足に該当するのが上位足時間1、4時間足に該当するのが上位足時間2です。15分足に該当するのが表示しているチャートの時間足です。
15分足のチャートにインジケーターをセットすると、パラボリックSAR372手法が活かます。
上位足時間を変えていなければ・・・
- エントリー
- 1時間足・4時間足のパラボリックSAR同方向
- 15分足のパラボリックSARが1時間足・4時間足SAR方向と同調した時点でエントリー
- エグジット
- 1時間足のパラボリックSAR反転時
アラート:falseの場合、通知なし - このインジケーターでは、このサインは事前通知のみ。
通知時点でエグジットするか、足の確定を待ってエグジットするか、その間で自分なりのエグジット条件でエグジットするか、ご自分で選択。
- 1時間足のパラボリックSAR反転時
- たーちゃんライン(直前高値安値幅到達ライン)の意味
- 上記エントリータイミングの追加フィルター
- 直前高値と安値の価格幅を越えて伸びた場合、ダマシが少なくなる傾向があるとのこと
- 価格幅倍数は、2.0 がたーちゃんの経験上いい結果が出てるとのことですので、デフォルト=2.0 にしています。
通貨ペアによって変更が必要になるかもしれません。
1.5、1.8,2.5 他、フィボナッチ数値を試すと面白いかも ^_^
たーちゃんラインを使うかどうかは、両者の損益比率と勝率を比較し、使用者ご自身の許容範囲内であるかどうかがまず重要。
その後、いい方を選択すればいいです。
決して勝率だけでは決めないでね。
インジケーターのセットと削除
事前通知・確定通知縦ライン表示
直前高値安値幅到達ライン
価格幅倍数:2.0
価格幅倍数:1.618(フィボナッチ数値例)
直前高値安値幅到達ラインの通知
ロング方向の場合の事例チャート。
- 到達ラインを下から上にクロスアップした時点で通知(A)
- 戻ってきて、再度下から上にクロスアップした時点で通知(B)
戻ってきた場合の通知は、押し目じゃないか?、という目で見てください。
この部分、上からタッチで通知と悩んだのですが・・・
いい案浮かびましたらコメントください。
到達ラインに戻らないでそのまま上昇、また、到達ラインで反転せずに下落することもあります。
ストラテジーテスター実行例
捕らぬ狸の皮算用例
ピラミッティングしたら、100pips以上になってしまった事例。
捕らぬ狸の皮算用の事例です。
ここから何か気づくところあって躍進ってことになればいいですね ^_^
なんとも・・・検証してて、取らぬ狸で何度も笑ってしまった・・・検証通りにエントリーできるか、エグジット、特に損切りができるかってとこですね。
ダウでのトレンド転換とMA反転、グランビル・・・元に引いたラインブレイクで・・・
これも大事。。。
でも、パラボリックSAR372だったら、サイン来た時だけ見ればいい?
う~ん・・・
使用上の注意点
- 上位時間足のSAR
- カレントチャート時間 < 上位足時間、でのみ表示
- 直前高値安値幅到達ラインは、インジケーターをセットした同じ通貨ペアのチャートすべてに表示する仕様です。
- 同位置に別時間足のSARサインが重なる場合があります。
ドットの数が少なくなっても異常動作ではありません。
今後?
マルチタイムフレームでの取引ルールの場合、上位時間足条件が揃うまでの間、エントリー足でいい条件が出てるじゃないかって感じる方々、結構おいでると思います。
このパラボリックSAR372では、
・15分足と1時間足が同方向、4時間足が同調、
・15分足と4時間足が同方向、1時間足が同調、
って場合ですね。
ここはエントリーしないというか、考えないのがマルチタイムフレーム分析ですよね。
エントリーロットサイズを分割、例えば、1/2、1/3でエントリー、残りをマルチタイムフレーム分析ルール(次の15分足反転=1時間足・4時間足方向へ15分足同調の最初)でエントリー、も一考してもいいと思います。
ダウやグランビルの法則を活用されている方なら安値切上げレジサポ反転やMA押し目反転、またその両者一致とか、矢口新氏のローソク足でエントリータイミングを活用してもいけるでしょう。
複数の条件が重なるとエントリーする安心感強くなりますね。
ダウンロード
hj_SAR372plus100
検証できていないところがあります。上位足時間1(372手法ではH1に相当)の反転クローズ通知、事例掲載しようと思ったのですが、まだその機会がありません。
他の通知部分とほぼ同じなので、異常動作はしないとは思うのですが、異常動作を見つけられた方はコメントしてください。他にもバグ見つけましたらコメントください。
私自身も継続して検証します。
Ver.1.01で検証できました。
hj_SAR372plus101 をダウンロードしてください。
コメント
解答ありがとうございました。
色々検証させていただきます。
いつも大変為になる情報ありがとうございます。
早速ですが、使い方を教えて下さい。
私の理解では直前高値安値幅到達ラインfalse時
4H1H15MパラボリックSARが同じ方向になり事前通知ではなく確定通知でエントリー、1H足がパラボリックSAR反転時エグジット。
たーちゃんライン(直前高値安値幅到達ライン)true時
4H1H15MパラボリックSARが同じ方向になり事前通知ではなく確定通知でエントリー,
直前高値ラインと直前安値の間にローソク足が来ると、直前高値ラインと直前安値ラインと到達ラインが表示され到達ラインにローソク足が接触でエグジットでしょうか?
使い方概要を読みましたが理解力が乏しく申し訳ありませんが、ご教授よろしくお願いいたします。
MA さん、
他の方々から返信あるかもしれませんので、コメント反映します。
私からは、後日、お返事させていただきます。
MA さん、
記事に描いてる以上の説明は難しいです。
あなたの経験がわからないので、まずは、デモ口座であなたの理解している通りに実行してください。
たーちゃんライン使用不使用の二通りを書かれておられますので、私が伝えたいことはご理解されてると思います。
ぜひ、ふたつとも試して比較してください。
なお、たーちゃんラインというのは、たーちゃん氏の検証結果でいい結果が出てたというラインです。
たーちゃん氏がいい結果を出しているから同じ結果を出せるか、と聞かれますと、使う人によりますとしか言えません。
なので、絶対に勝てる手法を知りたい、という意図でしたら、対応できません。
取引ルールは自分で見つけないと自信をもって取引できませんので、将来にわたって勝ち続けることはできないと思います。
デモで納得いくまで試行錯誤してください。
デモ試行しているうちにご自分にぴったりのルールが見えてくると思います。
インジを使用される皆様へ補足です。
この手法のイメージを共有し誤解のないようにトレードに望めるようにするため説明を少し加えます。
価格がしっかり伸びた相場は戻ってきてもまたその方向へ進みます。
ボールを地面に投げると跳ねあがり何度も弱まりつつも上に跳ねるのと同じです。
では、実際にトレードするとムカつくほど逆行するのはなぜか。
指標は仕方ない。
大切なのはエントリー前に過去を少し遡って確認することです。
同じ価格で見えていない左側を確認しましょう。
・一度グングン伸びた相場は注意です。
ボールと同じでだんだん勢いが弱まって来るからです。
今日の日経225はこのインジが機能して利益が出ている方もおられると思いますが、
左を見ると少しずつ高値を切り下げていることが解ります。
大きく見ると弱まっているので気を付けよう、となります。
そんな中でもリスクをとりつつ、しっかり伸びた直近までは取り合えず狙っていこうと
リスクリワードの良いところでトレードを考える・・・
こんな風に今までの相場の流れを観察するようにすると勝率があがります。
裁量はダウ理論がまず入口かと思いますが、このインジは直近でのダウ理論とも合致した手法です。2倍価格が付けた瞬間もリアルで何度か確認してみて下さい。
目線がブレなくなるきっかけにもなるかと思います。
参考になり、ハッピーなインジになれば幸いです。
失敗例をたくさん集めて避けられるようにしてEA化できれば最高ですね。
では失礼致します。
たーちゃんより(*´▽`*)
HappyJiJiさま、インジ作成本当にありがとうございました(*’▽’)
昨日インジがアップされていて挙動を見ていたのですがポン系通貨でサインがでて、いい所で上手く機能してるなと思いました。しっかり出た所を確認して押しから直近まで狙えるイメージを持たれた方は利益を出せたと思います。
このインジは相場の弱い部分に手を出さずにトレードする補助としてHappyJiJiさまに相談して完成したものです。なので聖杯ではありませんが、今相場参加者がより買いか売りのどちらを強く思っているのか直近だけですが捉える事が出来てそれなりに機能すると思います。
幾つも同時にサインが出た時は通貨の流れやトレンド継続確認などいろいろ考慮するのは初心者様は特に大変だと思います。また、利益を出すという意味でボラが少ない所でのトレードも避けたいです。その点では私は固定されたpipsをBar表示させて損切位置と利確位置でより利益のとれるペアを選択しようと心掛けています。無料のインジですので役に立つと思われる方は入れてみてください。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/25007
私はインジ作成の知識がないですが、ネットで探すと裁量に役に立つ無料のインジはとても多くて助かっています。
そしてHappyJiJiさまのブログで紹介されるインジには、「それ出来ちゃうんだ!」と驚くものも数点確認しており楽しませて頂いております。これからも楽しみにしつつ応援しております。
たーちゃん、
面白いインジケーター情報ありがとうございました。
たくさんの聖杯探し中の方々にとても役立つと思います。
また、固定されたpipsをBar表示させるインジ、見ました。
MT4の自動拡大縮小を逆手に取ってるといいますか、自動表示チャートの中でボラティリティを感じる視覚的なものをなんとか表示させたい、って気持ちから作成されたんだな、とも感じました。
これは、思いつかなかった。
知れば作るの簡単なんだけど、発想がすごい。
ご自分で取引していなかったら思いつかないインジケーターだと思います。
たーちゃん、ありがとうございます。